興味のある分野を 組み合わせて学べます

2021年10月24日

道具デザイン演習2 ヨシモリ箔紙

毎年恒例のヨシモリ箔紙を使った課題ですが、今年はオンラインでヨシモリさんと繋いで講評会を行いました。

ヨシモリの箔紙は品質管理の高さから、少しのことでゴミになってしまうことが多く、

その材料の再利用を兼ねて、商品アイデアを募りたいということで始まりました。

今回は、学科教員だけではないメーカーとしての視点、数々のトップデザイナーさんとやり取りされて来られたご担当者様のご意見は鋭く、的確で

いつもとはまた違った深みのある講評会になりました。

紙のピアスです。それぞれ物語を設定してあり、軽くて存在感のあるデザインです。

磁石でくっつくペンたてです。

香水をつけることで香りをテーマにしたピアスです。

折り込み方法を工夫して作られた箱です。マグネットで最後にスッと締る感覚が気持ち良いです。

五角形の多面体の箱です。何か大切なものを入れるために。

流れ落ちるお香というものがあり、その煙を楽しむための香炉です。燃えないようにお香台はアルミでできています。

影が美しいキャンドルホルダーです。熱の影響を考慮して二重構造になっています。

閉じると六角形になるCDコレクションホルダー。これは開いた状態です。

とてもスタイリッシュなピルケースです。

「たけのこ」と「うろこ」をテーマにしたカードケースです。非常にシンプルながら実現性の高いデザインとなっています。

お菓子を置く銘々皿です。ラグジュアリーなパーティなどで活躍しそうです。

かなり厚みと存在感のあるカードケースです。

デザイン性の高いランチョンマットです。

磁石でくっつく、ペンケースです。

キャンドルを入れてランタンになります。

メタル紙でできた書類ケースです。

紙のチェスです。携帯性が高いです。

アクセサリー置きです。これ自体が目を引きます。

ワインバッグです。折り方が工夫されています。

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2021年8月5日

掛け時計

道具デザイン演習3の課題は時計でした。

アナログの機構を使用して可動する時計。
住宅やオフィスなどの室内環境で設えることを考えます。

3年生になると、素材も自由、外注もOKな課題です。

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2021年7月28日

人間探求学 レポートの書き方

人間探求学の最後の回は、レポートの書き方についての講評でした。

近年は、大学の建物についてレポートを書いてもらっています。

実際にフィールドワークをして、文献調査もして、着眼点を得てレポートに取り組みます。

山田先生による、例えば法隆寺に大学を置き換えて考えてみることや、テーマの掛け算により独自性をあげる方法など、わかりやすいレクチャーをいただきました。

良かった学生のレポート3名を取り上げて、具体的にどこが優れていたのかも解説いただきました。

後半、横田先生からは、自身の学生時代のレポートまでお見せいただき、いかに推敲(文章をよくしようと何度も考え、作り直して、苦心すること)が大切であるかの話をお聞かせいただきました。

生活デザイン学科は、制作課題も多いですが、レポート課題も多いです。

卒業制作でも研究レポートが課せられています。

物を作るだけではなく、ロジックで考えを組み立てる力を養っています。

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