興味のある分野を 組み合わせて学べます

2018年6月12日

家具デザイナー松岡智之(道具計画論)

本日の道具計画論では、家具デザイナーの松岡智之さんを外部講師にお招きしました。

 

普段の仕事の取り方、進め方、完成までのプロセス。完成後は、その商品のネーミング、写真撮影や見栄えのするテーブルのコーディネート、

パンフのデザインなどもされています。

 

もともと、GKでプロダクトデザイナーとして勤務し屋外のデザインをやって来られましたが、より身近な家具の世界に興味が向かいGKを退社後、

デンマークで家具のデザインを学びました。

「デンマークで勉強したというより、暮らすことで様々なことを学んだ気がする。」とのこと。

その後、日本に帰ってきて独立されました。

家具産地としては、旭川 大川 府中などの家具作りに携わっておられ、他はインテリアショップのアクタスのオリジナル家具に関わっておられます。

仕事をどう作るかについてのお話では、海外のメーカーはフリーランスの売り込みによく対応してくれるとのこと。

メールではなく、実際に会って話をすることを大事にされています。

近年では、SNSなどで情報発信をすることが大切にしておられます。

人との繋がりを大切にする。というのを実感しているとおっしゃっていました。

プロダクトができた後も、どう顧客に伝えるかを大事にいしているので、写真撮影のディレクションや、カタログまで作成されておられます。

ひとつの家具が誕生する0から100までの現場の様子を見せて頂きました。

現場が伝わる、ライブ感のある講義でした。

http://www.tomoyukimatsuoka.jp/

 

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2018年6月11日

レポートの書き方(人間探求学)

今年は生活造形基礎演習のポスター課題と連携させてデザイナーについて資料を調べて、レポートを書きました。

今日の人間探求学ではそのレポートの講評を横田先生にしていただきました。

LINEのような短文でのコミュニケーションに慣れている学生の多くは、本を読まない、文章を書かない暮らしになっています。

しかし、卒業研究でも必修で課せられる研究レポート・論文もありますし、

社会に出てからの仕事でも市場を調査し、アイデアを実現させるために企画書を書いて社内で通してゆくこと。文章を書くことを求められる職場はデザインの現場にも多くあります。

今から、少しずつ論理的で伝わる文章を書くことに慣れておくことは決して無駄ではありません。

そういうお話をしていただきました。

そういった意味で生活デザイン学科は、作ることも、文章を書くこともするので芸術系大学と比べると両方の脳みそを使わないといけません。

でも、そうやって鍛えられたことは、社会に出てからも大いに役立つと卒業生の多くは言っております。

一週間でレポートをやり直して再提出です。

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2018年6月9日

新しい◯◯◯◯ホイホイ

生活造形基礎演習での新しい課題は、「新しい◯◯◯◯ホイホイ」

みんなが嫌いな◯◯◯◯はご想像にお任せします。

 

みな製作中は悩んでいましたが、面白い作品が多く、◯◯◯◯ホイホイにも可能性があることに気がつきました。

何かに擬態させる案が多くありましたが、もう一つの方向としては、シンプルな構造で、若い人が家に置いておけるそういう視点も多くありました。

みんな他人事のデザインではなく、自分はとにかく◯◯◯◯が嫌いだからどうしようか?と自分事のデザインができていた人が多かったと思います。

来週は、これをプレゼンボードしてもらいます。

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