興味のある分野を 組み合わせて学べます

2019年6月10日

レポートの書き方

6月10日の一年生の人間探求学では、レポートの書き方をしました。

今回は、「滋賀県立大学の建物について」というテーマを設けて、それについて書いてもらいました。

良いレポートとして選ばれた四人は、それぞれ視点が面白かったり、発見があったりするものでした。

毎日大学にいますが、これは気がつかなかったなと思うようなものもあり面白かったです。

山田先生、横田先生には一人一人に細かい添削をいれて返していただきました。

生活デザイン学科では、制作だけではなくこういった文章力にも力を入れています。

学外の学会などで発表する際には、ビジュアライズのレベルも高いし、論理的に文章も展開できるし周囲より驚きの声が上がることがしばしばです。

一年生から制作とレポートで大変な部分はありますが、確実に将来役に立つ技術をカリキュラムに取り入れています。

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2019年5月31日

バウハウスな照明

二年生前期 道具演習1前半の課題は「バウハウスな照明」

バウハウスはドイツに100年前にあった学校で、14年しか存続しませんでしたが、その考えは100年経った今でも大きな影響を及ぼしています。

 

今期の道具演習は、かつてない大人数の受講者でしたが、みんな頑張って一回目にしてはクオレティの高いものができたと思います。

実際に光らせるワーキングモデルを全7回で作ってきました。

難易度の高い課題でしたが、様々な素材と自分自身向き合い、苦労したと思います。

今まであまり物を作ったことがないという学生が増えてきました。

デザインというのは実際に自身の手で触れること、作ることがとても大事です。

物と向き合う事は、自分と向き合う事です。

すべての作品を掲載しています。

 

「デザインをすることは職業ではなく、一つの姿勢である。」

ラズロ・モホリ=ナギ

 

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2019年5月31日

釜炊き粉石鹸のパッケージデザイン

2019年5月31日

一年生の生活造形基礎演習では、BIWACCAの釜炊き粉せっけんパッケージデザインでした。

パッケージもリサイクル可能にこだわって牛乳パックを用います。

全体的に、似たような色合いが多く、団子状態でしたが、もっと遠くからでも目を引く強さがありながらも、環境に良さそうな感じのする優しさを兼ね備えたデザインを望みます。

教員とクライアントのBIWACCAさん合わせて投票し、4票入ったのは綺麗で完成度の高い作品でした。

黄土色の手作り感溢れるパッケージも面白いと思いました。

アイコン的に石鹸に関係するモチーフをグリッド上に散らした案も良いデザインでした。

今日の講評をもとに次週までにブラッシュアップします。

優秀者にはBIWACCA特製景品が出ますので頑張ってください!

ーーーーーーーーーーーーそして一週間ーーーーーーーーーーーー

2019年6月7日

一週間後、石鹸のパッケージデザイン最終プレゼンでした。

今回は、モデル+プレゼンボードの提出です。

みんな頑張ってこの一週間で、かなりブラッシュアップされていました。

ボードには500mlと他商品(セスキプラス、洗濯のリンス、酵素系漂白剤)のバリエーションも描かなければなりません。商品単体ではなく、ブランド全体を視野に入れた提案が求められます。

バリエーションは絵で良いと言いましたけど、モデルを作っている人が大多数でした。つまり5個のモデル+ボードまで一週間で作って来てくれて、そのやる気に感動しました。

最高得票3票の2作品です。完成度高いです。

今日、クライアントのBIWACCAさんには、最優秀を決めて賞状と景品もご用意いただいていましたが、本当に甲乙つけがたく最後は5点の作品をお持ち帰りいただき、後日の結果発表という事になりました。

BIWACCAさんも、一年生だからそんなに期待されておられなかったようですが、レベルが高く驚かれていました。

読売新聞から記者さんもこの産学連携プロジェクトを取材にお越しいただきました。

取材を受ける学生とBIWACCAさん。

その後、2019年10月に結果発表が行われました。
選ばれたのは恒松詩南さんの作品です。
BIWACCAのマークをセンターに入れたり、多少のブラッシュアップを経ました。
商品化が待ち遠しいですね。
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