興味のある分野を 組み合わせて学べます

2019年7月26日

住環境設計演習1 先生がクライアントの家

住環境設計演習1の最後の課題は、山田先生がクライアントの個人住宅でした。

実際に、山田先生が将来家を建てるとしたらで、近くの敷地を舞台に学生に考えてもらいました。

講評会には山田先生にも来ていただき審査していただきました。

山田先生は建築や設計が専門ではありませんが、また専門家とは違った視点での講評で、実際の一般のクライアントに近い目線で意見をいただけたのではないでしょうか。

分野を超えて連携できるのも生活デザイン学科の良いところだと思います。

学生の作品を以下にご紹介します。

クライアントの要望としては、よく寝れることと、本が多いことを条件にされました。

それぞれ、学生が思う山田先生像で、斬新な家のプランが並びました。

図面と模型を使ってプレゼンテーションを行います。

山田先生はどれも面白く甲乙つけがたく悩まれましたが、

優秀賞には庵下さん設計の小屋が集積したような家が選ばれました。

山田先生から優秀者へは景品が贈られました。おめでとうございました。

 

 

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2019年7月22日

時を感じる〜はじく

道具デザイン演習1の後半は、佐藤延弘先生の「時を感じる」課題です。

今年は、「はじく」をテーマに学生が作品を制作しました。

毒のある動物の警戒色に他の動物が近づかないことや、ロウが水を弾く特性、磁石が反発しあう事など、

個人個人が様々な解釈で「はじく」について考えた成果が作品になっていました。

学生も、普段考えたことが無いような一つの「言葉」の掘り下げに四苦八苦していましたが、みんな形になっていました。


佐藤先生のPull Push Products.は、「素材」と「ストーリー」をコンセプトに、クラフトの手法を用いて手仕事で製作したアイテムを発表しています。

https://pull-push.com/

 

2019年7月10日

モデルの提出日でした。

 

2019年7月24日

最終プレゼンの日でした。

はじくをテーマにした全作品を掲載します。

 

学生一人一人が2分でコンセプトを説明します。

時間内できちんと伝えることができなかったと後悔する学生もいました。

 

以下に、選ばれた上位3作品をご紹介します。

「種」に注目したクッションの作品です。

途中、どうなるかと先生は心配されていましたが、クッション3個を作り、終始楽しそうに作っていたのが印象的でした。

こちらの薄く透明なオブジェは、指で弾いてさまざまな音を楽しむプロダクトです。

はじくというテーマをストレートに解釈し、ありそうでなかったものになっていました。

現物をみないとわかりませんが、これはネオジムマグネットが円の中で反発しあって、決してくっつかないものです。

磁石の反発力を可視化した作品です。

 

 

優秀作品三点には、佐藤先生より豪華景品が贈られました。

学生がうらやましいです。

佐藤先生は、一つのテーマを途中で投げ出さずに深め、考え続けることを重視されて指導されています。

学生にとっては「はじく」という単純な言葉の意味をずっと考え続けた二ヶ月でした。

その中で、うまくいった人、満足できるものができなかった人。様々でしたが、

それぞれの中で考え続けた「はじく」は、皆の考え方に新たな価値を与えてくれたと思います。

佐藤先生ありがとうございました。

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2019年7月14日

躍動するfolly 

「躍動」を立体構成で表現する課題でした。

follyとは特定の用途を持たない建築のことを言いますが、follyの解釈が難しかったようです。

色彩でも、動きのある配色というのができますし、

形態でも、動きのある構成というのができます。

それらを組み合わせて躍動感のある造形を考えてもらました。

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