興味のある分野を 組み合わせて学べます

2020年8月31日

道具デザイン演習3 子供椅子

今期の道具デザイン演習3は、3年生の授業でそのほとんどが遠隔授業となりましたが、木製の子供椅子が課題でした。

大学にも来れない中、機械も使えない中、各自でホームセンターを使ったり、工夫して制作しました。

従来からですが、本学は総合大学であり芸術大学のように工房も充実していないので、地域の木工所や銘木屋さんに頼ったり、

様々な地域との関わりの中で学生が課題や卒業制作を行っています。

全て大学の中で完結してしまわない事が、大学の枠と学生の活動の枠を地域に広げており、滋賀県立大学の特徴とも言えます。

みんな、家具製作も初めてで、合板と無垢材の違いもわからないような状態から、実際に椅子を作り上げる事の困難さを学んだことでしょう。

そして、また10月に彦根市内のギャラリーで展示を予定しています。

以下に、履修者全員の作品をご紹介します。

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2020年8月26日

リズムレリーフ

今期の生活造形基礎演習最終課題は、ケント紙で作る陰影を活かしたリズムあるレリーフでした。

良い作品は、変化や強弱を大事にして、30~40mmという厚み、奥行きを活かし、陰影が綺麗なものが多かったです。

ケント紙で作りましたが、石膏を削ったような表現で、紙であることがわかりにくい作品を評価しました。

最後の課題は良作が並びました。

多くの学生は、物をあまり作ったことがないところから、課題の意図を汲み取り、考えて作るという作業に慣れずに、難しいと感じた人が多いと思います。

しかし、徐々にではありますが、コツを掴んで成長した人が多くいました。

思うようにうまくいかなかった人も多くいたと思いますが、うまくいかず、時間がかかるということがわかったことも大きな収穫です。

うまくいかないことを前提にスケジュールを立てて、計画的にすることが今後も様々な授業で求められます。

コロナで遠隔授業がほとんどになってしまいましたが、最後、夏休み3回の対面授業が非常に重要だったと思いました。

3回でも対面授業が開催できてとてもよかったです。

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2020年8月6日

赤こんにゃくうどんのパッケージ

対面授業が始まりました。

生活造形基礎演習、架空の商品パッケージのデザインが課題です。

課題は「赤こんにゃくうどん」

見た目はちょっとあれですが、近江八幡名物、赤こんにゃくをうどんにしたヘルシーフードです。

何人かの途中のエスキースで「美味しそうなデザイン」にしてください。と告知して、軌道修正してくれたおかげで、なかなか良い作品が多くなりよかったです。

近江八幡の白雲館で展示を計画しています。

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