2020年8月26日
リズムレリーフ
今期の生活造形基礎演習最終課題は、ケント紙で作る陰影を活かしたリズムあるレリーフでした。
良い作品は、変化や強弱を大事にして、30~40mmという厚み、奥行きを活かし、陰影が綺麗なものが多かったです。
ケント紙で作りましたが、石膏を削ったような表現で、紙であることがわかりにくい作品を評価しました。
最後の課題は良作が並びました。
多くの学生は、物をあまり作ったことがないところから、課題の意図を汲み取り、考えて作るという作業に慣れずに、難しいと感じた人が多いと思います。
しかし、徐々にではありますが、コツを掴んで成長した人が多くいました。
思うようにうまくいかなかった人も多くいたと思いますが、うまくいかず、時間がかかるということがわかったことも大きな収穫です。
うまくいかないことを前提にスケジュールを立てて、計画的にすることが今後も様々な授業で求められます。
コロナで遠隔授業がほとんどになってしまいましたが、最後、夏休み3回の対面授業が非常に重要だったと思いました。
3回でも対面授業が開催できてとてもよかったです。
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