興味のある分野を 組み合わせて学べます

2019年5月28日

服飾文化論 ワコール

服飾文化論では、ワコールの谷本貴子さんにお越しいただきまして、ワコールの取り組みや、正しい下着についての講義をしていただきました。

下着はみなさん身につけているものですが、正しい下着のサイズや選び方は誰にも相談しにくいもので、7割の人が間違ったサイズをつけているというデータ(2008年ワコール調べ)もあるようです。

身近であるのにあまり知らないという実態があります。

下着は体型と密接な関わりがあり、体型も年齢と共に変化していくのでその時々にあったものを着用する必要がありますね。

実際に下着をたくさんご持参いただき、現物を見せながらレクチャーいただきました。

美しい出版物やリーフレットもたくさんい持参いただき、グラフィックデザインの勉強にもなりました。

青山のスパイラルもワコールが運営していたんですね。

最近は、京都にワコールスタディーホールというのをオープンされました。

芸術、教育、文化振興にも力を入れておられます。

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2019年5月24日

BIWACCA せっけん運動

2019年5月24日のサステナブルデザイン論では、BIWACCAさんにお越しいただきました。

BIWACCAさんは、琵琶湖環境のために合成洗剤ではなく、せっけんを使うことを広める活動をされています。

今回、一年生の演習課題で「釜炊き粉せっけんのパッケージデザイン」に取り組みます。

せっけんてそもそも、合成洗剤と何が違うのか?
みんな、合成洗剤の方が汚れがよく落ちると思っていますし、それを買うのが普通です。

しかし、洗剤によっては汚れを白くするために白く着色している商品もあるとのことでした。

せっけんは、100%微生物に分解され、残留はゼロになるとのこと。

しかも、せっけんは廃油から作られており、捨てるはずだったものが、せっけんに生まれ変わるのです。

こういった知識も普通に暮らしていたら得ることができません。若い人たちにせっけんの良さを知ってもらうことはとても大事です。

デザインする前に一度、せっけんを使って欲しいということも大事ですね。

実際に使ってみないと表面的なデザインになりがちです。

講義後も、熱心に質問する学生たち。

実際に話を聞いてせっけんに興味を持った学生多数でした。

今日の講義を踏まえ、次週の造形基礎演習ではパッケージデザインの案を持参です。

下の写真はリニューアル前のもので、今回はリサイクル可能な紙のパッケージにリニューアルします。

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2019年5月24日

色の帯・色の円 2019

今日は色の帯・色の円の提出でした。

どれだけ時間をかけるかがものを言う課題です。

単純なようで難しい課題です。

絵の具に対する水の量をわかってない人が多く、授業後に実演しました。

パレットの端に筆で押し当ててすぅーと返ってくるくらいの粘りです。

コーラみたいだと水の入れすぎです。

教員が調合すると、みんな「塗りやすい」と驚きの声。

これだけで、作業効率と仕上がりが違ってくるものですね。

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