About ゼミに関して
Profile 経歴
氏名 | 面矢 慎介(オモヤ シンスケ)( 旧姓:福島) |
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生年月日 | 1954年8月21日 |
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Seminar ゼミの活動
道具デザイン論研究室では、「道具」をキーワードに、その歴史、生態、そのデザインや計画、および道具にまつわる生活文化について研究している。文献等による情報収集・分析のほか、考現学的フィールドワークを重視している。大学院課程においては近代道具のデザイン史的研究を薦めている。また以下のような地域活動も行っている。
彦根仏壇産業へのデザイン的支援
彦根の伝統的な地場産業である仏壇産業に対して継続的な支援を行なって来た。具体的には彦根仏壇プロモーションのための企画/構想、催事企画、広報や製品デザインに関する提案、以上に関わる助言・協力など。
彦根旧城下町における町家の考現学的調査
彦根旧城下における庶民の典型的住まいである町家について、その住まい方の実態を記録しておくために、考現学的手法による調査を継続して行なっている。伝統的町家の中で行なわれている今現在の生活の姿を後世に伝える試みである。
農山漁村の暮らし調査
農山漁村の暮らしの中から、後世に残していきたい地域の魅力を探り出し、地元の人たちのこれからの地域づくりに活かす方策を考えている。京都府丹後地方(京都府立大学との共同調査)、米原市上丹生の木彫職人集落ほか各地で。
研究室蔵書に関して
道具、インダストリアルデザイン、デザイン史、考現学・生活学の関連分野を中心として約2000冊弱(洋書1割程度)。すべてを学生が借出し可能としているが、学生が見たがる「有名デザイナーの作品集」の類はあまり多くない。
雑誌類バックナンバーとして比較的よく揃っているものに、日本デザイン学会「デザイン学研究」、意匠学会「デザイン理論」、道具学会「季刊道具学」、日本生活学会「生活学」および「生活学論叢」、産業技術史学会「技術と文明」、商品科学研究所「CORE」、日本インダストリアルデザイナー協会「インダストリアルデザイン」、日本産業デザイン振興会「デザインニュース」、丸善/産業工芸試験所「工芸ニュース」(ただし1950年代のみ)、日経BP社「日経デザイン」等。「工芸ニュース総集編」、TASCHENによる「DOMUS」復刻版なども所蔵。
日本の家庭用機器類製造業の社史(約40冊)のほか、「電気商品」、「電化資料」、「東芝ライフ」などの家庭電化関連の古い業界誌も収集している。