About ゼミに関して

Profile 経歴

氏名 面矢 慎介(オモヤ シンスケ)( 旧姓:福島)
生年月日 1954年8月21日
学歴
  • 1979.3 千葉大学大学院工学研究科工業意匠学専攻修了
  • 1990.7 英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート文化史学科修了
学位
  • 1979 千葉大学・工学修士・「生活空間の意味把握に関する研究」
  • 1990 RCAMA・”Tools for Living:The Developent of Modern Household Objects in Britain and Japan”
  • 2004 千葉大学・学術博士・「英国と日本における近代家庭機器の発展過程およびデザイン変遷に関する研究」
(取得大学・種類・学位論文題目)
職歴
  • 1979 - 1986 (株)GKインダストリアルデザイン研究所
  • 1986 - 1991 (株)GK道具学研究所室長
  • 1991 - 1995       〃    副部長
  • 1995 - 2004 滋賀県立大学人間文化学部生活文化学科助教授
  • 2005 - 2007     〃        〃     教授
  • 2008 -              生活デザイン学科教授 現在に至る
非常勤
講師歴
  • 1995,1996 九州芸術工科大学「生活用具論」
  • 1995 名古屋造形芸術大学「生活用具論」
  • 2000 岡山県立大学「大学院特別講義」
  • 2002 京都府立大学「デザイン史」
  • 2003 名古屋芸術大学「特別講義」
  • 2004 山口大学「伝承文化論」
賞罰
  • 2006.9 日本デザイン学会 平成18年度年間論文賞 「英国における鍋の近代化ー近代家庭機器のデザイン史」

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Seminar ゼミの活動

道具デザイン論研究室では、「道具」をキーワードに、その歴史、生態、そのデザインや計画、および道具にまつわる生活文化について研究している。文献等による情報収集・分析のほか、考現学的フィールドワークを重視している。大学院課程においては近代道具のデザイン史的研究を薦めている。また以下のような地域活動も行っている。

 

彦根仏壇産業へのデザイン的支援

彦根の伝統的な地場産業である仏壇産業に対して継続的な支援を行なって来た。具体的には彦根仏壇プロモーションのための企画/構想、催事企画、広報や製品デザインに関する提案、以上に関わる助言・協力など。

彦根旧城下町における町家の考現学的調査

彦根旧城下における庶民の典型的住まいである町家について、その住まい方の実態を記録しておくために、考現学的手法による調査を継続して行なっている。伝統的町家の中で行なわれている今現在の生活の姿を後世に伝える試みである。

農山漁村の暮らし調査

農山漁村の暮らしの中から、後世に残していきたい地域の魅力を探り出し、地元の人たちのこれからの地域づくりに活かす方策を考えている。京都府丹後地方(京都府立大学との共同調査)、米原市上丹生の木彫職人集落ほか各地で。

研究室蔵書に関して

道具、インダストリアルデザイン、デザイン史、考現学・生活学の関連分野を中心として約2000冊弱(洋書1割程度)。すべてを学生が借出し可能としているが、学生が見たがる「有名デザイナーの作品集」の類はあまり多くない。

雑誌類バックナンバーとして比較的よく揃っているものに、日本デザイン学会「デザイン学研究」、意匠学会「デザイン理論」、道具学会「季刊道具学」、日本生活学会「生活学」および「生活学論叢」、産業技術史学会「技術と文明」、商品科学研究所「CORE」、日本インダストリアルデザイナー協会「インダストリアルデザイン」、日本産業デザイン振興会「デザインニュース」、丸善/産業工芸試験所「工芸ニュース」(ただし1950年代のみ)、日経BP社「日経デザイン」等。「工芸ニュース総集編」、TASCHENによる「DOMUS」復刻版なども所蔵。

日本の家庭用機器類製造業の社史(約40冊)のほか、「電気商品」、「電化資料」、「東芝ライフ」などの家庭電化関連の古い業界誌も収集している。

Graduation Thesis 面矢ゼミ卒業論文

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