2016年5月18日
道具デザイン演習Ⅰ
道具デザイン演習Ⅰでは「用の美のなべしき」のデザインを課題に行っています。

今回は、初めての道具演習でしたが、プロダクトだけではなく、パッケージ、ロゴ、リーフレットまで含めたものを課題にしています。
商品単体のみではなく、その周囲までブランディングしないと売れる商品にはなりにくい世の中になってきています。
そういった複数の領域を柔軟にやっていいけるのも生活デザイン学科の良さでしょう。
その分大変ですが、全体を見ていくことの必要性は非常に高まっていると感じています。
先日は鍋敷きの「パッケージデザイン」の提出日。
少しづつ積み上げで完成させていきます。

どのようなデザインでも形にはできます。一点物であれば。
ただ、頑張って形にしているだけでは評価できません。
いかに、コストや生産方法を考えて合理的にデザインできているかが重要です。
良いデザインは、作り方も無駄がなく、シンプルなものです。
鍋敷きの良さを引き出した良いデザインがたくさんありましたね。

最終講評の時には、リーフレットまで完成して、公開プレゼンテーションをしてもらいます。
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