2019年5月24日

BIWACCA せっけん運動

2019年5月24日のサステナブルデザイン論では、BIWACCAさんにお越しいただきました。

BIWACCAさんは、琵琶湖環境のために合成洗剤ではなく、せっけんを使うことを広める活動をされています。

今回、一年生の演習課題で「釜炊き粉せっけんのパッケージデザイン」に取り組みます。

せっけんてそもそも、合成洗剤と何が違うのか?
みんな、合成洗剤の方が汚れがよく落ちると思っていますし、それを買うのが普通です。

しかし、洗剤によっては汚れを白くするために白く着色している商品もあるとのことでした。

せっけんは、100%微生物に分解され、残留はゼロになるとのこと。

しかも、せっけんは廃油から作られており、捨てるはずだったものが、せっけんに生まれ変わるのです。

こういった知識も普通に暮らしていたら得ることができません。若い人たちにせっけんの良さを知ってもらうことはとても大事です。

デザインする前に一度、せっけんを使って欲しいということも大事ですね。

実際に使ってみないと表面的なデザインになりがちです。

講義後も、熱心に質問する学生たち。

実際に話を聞いてせっけんに興味を持った学生多数でした。

今日の講義を踏まえ、次週の造形基礎演習ではパッケージデザインの案を持参です。

下の写真はリニューアル前のもので、今回はリサイクル可能な紙のパッケージにリニューアルします。

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