2019年3月4日

おみくじのデザイン

道具演習2のつぼ押しの次の課題は、「おみくじのデザイン」でした。

今までのおみくじにない発想のデザインができました。

花ひらき 福田 桃子
水に溶ける紙で全7色の花を包んだおみくじです。水に溶かすことで浮かんでくる花の色によって、その年の運勢を意味する花言葉が分かります。多くの人に花を咲かせてもらうことで、手水舎や池などの神社の水場の景観をより美しいものにし、記憶に残るようなおみくじを目指しました。

てがみくじ 阪口 由芽乃
おみくじは神様からのラブレターと言われています。
“手紙”を誰かから貰うと、温かい気持ちに包まれます。「てがみくじ」は身近な人から手紙が送られてくる形のおみくじです。
母やファン、幼馴染からこれからを予想した言葉が綴られており、手元に残して読み返したくなるようなおみくじです 重ねみくじ 西出佳加
このおみくじは2人でひくおみくじです。2枚の紙を重ねることで1つの漢字が完成します。この漢字が今後の二人の関係に対する助言となっています。家族や友達、恋人など、大切な人とひいてほしいおみくじです。

旅するおみくじ 福旅 樋口睦
日本の名所が描かれた絵葉書型のおみくじです。日本にはまだまだ知られていない場所や伝統産業、文化が溢れています。このおみくじを引いて描かれた場所に行き、絵葉書をポストに投函すると運気が上昇するかも。行った思い出として自分に送り返すも良し、大切な人に絵葉書を送っても良し、あなたの行くべき所を示してくれるおみくじです。

めぐりだま 橋本 麻由
宝探しのようなワクワクを感じるおみくじです。敷地内に置かれためぐりだまから気に入ったものを探してもらいます。運と巡り会う体験をしてもらいたいと思い、めぐりだまを考えました。 花みくじ 鴻巣由季
タンポポをモチーフにした恋みくじです。花びらがおみくじになっており、引き終わったら裏返して元の場所に戻します。全て引き終えると花びらが黄色から白に変化して、綿毛となってあなたの願いを叶えてくれるでしょう。 彩みくじ(いろみくじ) 大西 桃子
日本の伝統色がモチーフのおみくじです。伝統色の中から、一つ色を選び、その色が書かれたおみくじをひきます。裏には、その色にちなんだ運勢や、本や植物、文化など、この一年注目してほしいものが書かれています。これらは、自分の一年に彩りを添え、豊かにしてくれ、この色が、この一年の自分を創る色となるでしょう。

白虎はんこ 吉見奈那子
伏見稲荷の白虎のオリジナルイラストと、そのイラストにあった言葉が描かれたはんこです。
持ち手の表の部分は白虎のイラストしか描かれていません。好きなイラストのハンコを選び、押して欲しいノートや紙とともに巫女さんに渡します。巫女さんに押してもらって初めて、書かれた文字が何かわかるようになっています。白虎共に書かれた文をがあなたの気持ちを前向きにしてくれます。 言葉みくじ 石黒加奈子
自分の年表になるよう記録し保存するおみくじです。その年が終わるときにどんな1年だったかを書き、「あぁ、こんな年だったな」と人生を振り返るきっかけになることを願いました。
内容は心に残るよう短文にしました。
あなたの人生におみくじと言葉が寄り添いますように。

すみれくじ 福濱雛姫
歌劇のまち宝塚に置くことを想定したカプセルトイのおみくじです。カプセルの中には宝塚歌劇にちなんだ言葉が書かれたおみくじと、市内の駅看板をモチーフにしたキーホルダーが入っています。おみくじを通して、このまちをより知ってもらうきっかけになればと思います。

かるたみくじ 湯浅莉香子
おみくじには今後の人生の指針となる役割があると言われています。
百人一首をもっと身近に感じてもらいたくて、彼らが詠った短歌がもっと現代の人に届いてほしくて、短歌をわかりやすく表現し直しておみくじにしました。
先人の思いを指針に送る新たな生活に幸あれ。そんな願いを込めて。

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