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2011年11月27日

生活デザイン学科の卒業生による就職懇談会 2011

生活デザイン学科もこれまでたくさんの卒業生を輩出し、多くの方が社会へ出て頑張っておられます。

11月22日に、生活デザイン学科の卒業生で活躍されている方々をお忙しい中、お招きしまして、

在校生に向けて、現在の仕事の内容や、大学時代の話、就職活動に向けてのアドバイスをレクチャーして頂く機会を設けました。

 

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今回は4年から6年前に卒業した卒業生5人にお越しいただきました。

みなさん、学生の頃とは全く違って、見違えるようにしっかりしていて先生方全員が驚いておりました。

社会に出て、様々な経験を積んでそこから発せられる言葉はとても生きたものでありました。

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文房具メーカーに勤める卒業生は商品サンプルをたくさん持参し、学生にプレゼントしていただきました。

 

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企業内で自分が担当した企画や、仕事を通して考えた事や、大学での勉強が活きた点などをとてもわかりやすくレクチャーしていただきました。

専門性を高める上で三分野あることが弱みでもある生活デザイン学科ですが、三分野学んだ事で仕事に役立ったというような話も多く聞かせて頂きました。

 

「専門学校の人の方が技術は高い。そうではない生活デザイン学科という場所で学ぶべきは頭を使ってデザインを考えるということ。クリエイティブな部分を学ぶ事が大学の強みである。」

「デザインという概念をわかりながら、デザイン以外の仕事をすることもとても大切なこと。そういう人が増えることが世の中をよくする。」

「時間を守る。きちんとした姿勢で聞く。言葉に相づちを打つ。前の席に座る。そんな誰にでもできる基本的なことがとても大切。見ていないと思ってみんな見ている。」

「体力。スピード。前向きな姿勢。時間管理の大切さ。」

「企業研究や業界研究をしっかりして、就職活動に望む事。」

 

こういった機会を設けるのは初めての試みでありましたが、これから就職活動が始まる学生にとっても、教員にとってもとても有意義な時間でした。

忙しい仕事の合間をぬって来て頂いた卒業生のみなさんありがとうございました。

更なるご活躍に期待します。(南)

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2011年11月1日

ゲスト講師による講義でした

10月31日(月)5限目の消費者行動論は,ゲスト講師をお招きしての講義でした。お話しいただいたのは株式会社アイ・キューブ代表取締役の広野郁子様。広野様は,リクルート,生活科学センター,三菱電機などを経て2001年に市場調査会社のアイ・キューブを設立。「感じること」を大切にしながら,生活者目線での市場調査で,メーカーの製品開発を支えておられます。

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講義では,三菱電機時代の「サクッと切れちゃう冷凍」という冷蔵庫の開発を中心に,調査データから消費者の本当のニーズを探ることのむずかしさ,大切さをお話しいただきました。

料理をする女性の立場で考えれば「冷凍したお肉が包丁で切れる」というのは,実はとても便利です。しかし,冷やす技術―早く冷凍して長期に保存する―を追及している技術者には,その便利さがなかなかわかりません。そこで,データで説明し,絵を描いて説明し,要求事項を明確化し・・・様々な手段で説得したそうです。

アンケートをはじめとして様々な市場調査の手法がありますが,その奥にある消費者の心理を読み取り,消費者自身も知らないニーズを読み取るのが大切,と広野さんは強調します。そして,それを絵や造形で表現して伝える。これからのマーケティングには,人の気持ちを読み取る力とデザインの力が必要だ,として広野さんは講義を結びました。

終了後のアンケートでは,勉強になったという感想をたくさんもらいました。こんな風に,実際の仕事にふれられる講義は,学生にとっても学ぶことが多かったようです。とても素晴らしい講義をしてくださった広野さんに感謝申し上げます。(宮尾)

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2011年9月30日

卒業研究・制作中間発表会

今日は,4回生による卒業研究・制作の中間発表会でした。

皆さん今日に向けてばっちり資料を作成し,プレゼンの練習も万全で臨んだことと思われます。

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テーマも面白いものが多く,先生の質問・コメントも熱を帯びたものになりました。日頃のゼミ以外の先生からもコメントをもらうことができるのも中間発表の利点です。

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生活デザイン学科では卒業にあたって論文を書くか制作物を作ることが求められます。

昨年の卒業研究・制作

今日の中間発表では,来年2月の提出に向かって研究・制作の方向性や課題が明らかになりました。あと半年もありませんが,学生の皆さんは,それらの課題にしっかり取り組んでくれることでしょう。素晴らしい卒業研究・制作を期待したいと思います。

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