2017年11月1日
生活デザイン論演習

後期の授業が始まり、3年生は就職活動が迫ってきています。
毎年、生活デザイン学科では就職活動を終えた、または、大学院進学を決めた4年生、大学院生から就活などの体験談と、今から準備しておくべきことについてお話をお聞きします。
今年も、4名にお話をお聞きしました。
自分たちの身近な先輩ということで、実感ある、とても貴重なお話をお聞かせいただきました。




3年生も、みな真剣です。
[キャリアサポート, 生活デザイン論演習]2017年11月1日
後期の授業が始まり、3年生は就職活動が迫ってきています。
毎年、生活デザイン学科では就職活動を終えた、または、大学院進学を決めた4年生、大学院生から就活などの体験談と、今から準備しておくべきことについてお話をお聞きします。
今年も、4名にお話をお聞きしました。
自分たちの身近な先輩ということで、実感ある、とても貴重なお話をお聞かせいただきました。
3年生も、みな真剣です。
[キャリアサポート, 生活デザイン論演習]2017年10月4日
今年は、学生自身に企画させ、学生投票によって企画を選びました。
選ばれた案は、「建築における視野を広げよう!ツアー」です。
滋賀県内の様々な建築を見て、触れて、聞いて巡る1泊2日の旅は2017年9月26,27日に行われました。
まずは、彦根市内にある旧秋口家住宅。
以前から前を通り良い家だと思われていたそうですが、取り壊されるという話を聞いて、買取り移築されたのは鈴木さん。
お若いのに、なかなかできる決断ではないと思います。
元歯科医院として使われていたそうです。
外壁も幾重にも塗り重ねられていたそうですが、当時の色に戻されました。
藤木先生の細かな着眼点に学生も建築の見方が変わったと思います。
次に、同じ七曲にあるTAKUMI APARTMENT。
施主の迫間さんは、商工会で彦根町屋バンクを主催されており、彦根に古民家や伝統的な街並みを残したいと、
自ら300坪の古民家を買ってリフォームされてお住まいされています。
敷地内には蔵が4つもあり、改装して賃貸アパートにしていたり、
道路面の母屋は、ビストロにも貸し出しており、非常に挑戦的な形で大改装され活用されています。
その後、昨年伝統的建築物保存地区に選定された彦根市河原町芹町地区を散策の後、銀座商店街、四番町スクエア、キャッスルロード、足軽屋敷のある芹橋地区を経て、ベルロードで昼食を取りました。
その後は、彦根市内の安田工務店のブルックリンショールームへ移動。
近年、日本で大ブームを見せている、ニューヨークブルックリン地区のテイストの住宅を見学しました。
男性的なイメージですが、意外と女性に人気だそうです。
その後、能登川へ移動し、藤木先生が設計された大兼工務店のモデルハウスfacadeを見学しました。
シンプルで、飽きのこないデザインが好評のようです。
その日は、多賀町の高取山に一泊しました。
二日目の朝は、多賀町内のエコワークスによってハーフビルドで建築された西村邸を見学。
狭いニッチなスペースが皆気に入ったようです。
今もデッキ工事を担当している三木さんもお越しいただき、大工人生を決めた現場として解説していただきました。
近江八幡市街地に移動。
旧西川家住宅を見学。
その後、八幡堀や建築デザイン学科の関わるヨシドームを見ながら、ラ・コリーナへ移動しました。
ラ・コリーナでおもいおもいに食事タイム。
その後、長浜市の内保製材へ移動。
モデルルームにて説明を受けたあと、製材所へ移動し実際に製材の様子を見せていただきました。
現在の林業の実情と丸太の値段に驚きました。
実際にカットして柱や梁にしていくところを実演していただきました。
人工乾燥材は表面は綺麗で割れもないが、中身はこんなに割れています。
サクサクで強度がないそうです。
しかし、経済優先、時間優先と見た目ばかり求めるのでこういう材が一般的に流通して家ができているとのことです。
最後は、琵琶湖北湖の藤ケ崎に移動。
エコワークスの清水さんにお話を頂きました。
清水さんは、若い頃世界中を自転車で巡り、家と食料がもっとも大切だと気がついたということです。
自分で家を建てて、自分で食料を育てられるという人を育てたいという思いで始めたのが「どっぽ村」です。
現在は、ここも拠点の一つとして、温熱環境などを計測したり、環境学習のイベントをしたりする研究所にしていくことを考えているそうです。
フィールドに出て、大学の中では得られない様々なものや、こと、人、考えに触れた二日間でした。
入学前は、家といえばハウスメーカーの家が全てだったのではないでしょうか?
これからの世界に正解も答えはありません。
それゆえに、自分で一歩を踏み出して知見を深め、自分で判断してゆくことが重要です。
様々な建築に関わる考え方などを聞いて一年生の彼女たちは何を思い、感じたのでしょうか。
また、感想などをまとめる授業が続きます。
2017年7月28日
道具デザイン演習1の後半は佐藤延弘先生による出題です。
2017年7月26日にその課題の最終講評会でした。
「時を感じる」をテーマに学生たちは様々な可能性を探りました。
紙に書いた文字インクを再度、インクに戻して雲のように固めて水の入った瓶に詰めるなど。
トイレットペーパーの芯に絵の具と油を混ぜて付着させるなど。
膨らんだ風船にボンドをかけて風船をしぼませて脱皮させるなど。
よくそんな事を思いついたね。と思うような、実験的で、発明のような課題でした。
どれも、美しく興味をひくものが多かったです。
やってみてうまくいった学生、そうでない学生もいたとは思いますが、各自が試行錯誤したプロセスは貴重な宝ものです。
高得点だった上位三名には佐藤先生より佐藤先生の作品が副賞として贈られました。
おめでとうございます!
もう一歩だった人も、是非、ここで夏休みに突入せず、やり直して作品集に良い形で入れられるようにしてください!