愛荘町の有線放送の歴史

 愛荘町は、かつて秦荘町と愛知川町の二つの町から成っており、それぞれの町に有線放送がありました。市町村合併によって愛荘町となったのち、愛知川有線放送はなくなり、現在では秦荘有線放送農業協同組合のみが活動しています。かつての愛知川有線放送の記録と現在までの秦荘有線放送との記録から成るのが、「愛荘町有線放送アーカイヴズ」です。

 秦荘町有線放送農業協同組合『HHK 20年のあゆみ』(1983年)をもとに、秦荘有線放送の歴史を紹介しましょう。

現在の秦荘有線放送農業協同組合

  • 昭和38年(1963) 秦荘町有線放送農業協同組合設立。大字蚊野で開局完工式(加入者数1711戸)。有線のど自慢大会。
  • 昭和42年(1967) 公社接続業務を開始(3回線)
  • 昭和46年(1971) 公社接続回線増設(7回線)
  • 昭和47年(1972) 屋外トランペットスピーカー工事。安孫子に本部移転、本館竣工。
  • 昭和48年(1973) 「福祉だより」放送はじまる。
  • 昭和49年(1974) 「おはようマイク」「お誕生日」放送はじまる。
  • 昭和50年(1975) 「有線俳壇」はじまる。
  • 昭和54年(1979) 「ふるさと談話室」はじまる。
  • 昭和55年(1980) 愛知川警察署警防課「愛警メモ」、愛知郡消防署「緊急出動」はじまる。
  • 昭和56年(1981) 「父兄の声」「家庭教育シリーズ」はじまる。
  • 昭和57年(1982) 「歌ってみませんか」はじまる。
  • 昭和58年(1983) 「みんなで語ろう」「有線冠句、川柳」はじまる。開局20周年記念式典挙行。

(秦荘町有線放送農業協同組合『HHK 20年のあゆみ』(1983年)より抜粋)


(文責:細馬宏通)