2009年3月卒業
株式会社ドリームラボ
職種としては、主に「ウェブディレクター」になります。
ホームページを制作するにあたって、依頼主や社長、自分たちの企画として「やりたいこと」を取りまとめ、必要な作業内容を誰に依頼するのかを検討・判断し、依頼して制作を進め、ホームページを完成させていく役割です。
例えば「企業のHPをつくりたい」となったときに、そのサイトをつくる目的はなにか、どんなイメージにしたいのか、など、1つ1つ具体的にし、必要であれば企画書などにまとめることも仕事のひとつです。
その後はデザイン、システムなど各分野の担当者に詳細を説明してイメージに合うものをつくってもらったり、ときには自分で作業したりもします。
スケジュール調整、「やりたいこと」の実装、完成品のチェックなど、ホームページの企画から、世に出すまでの全般のとりまとめが仕事になります。
部活、勉学、遊び、旅行 がメインでした。
吹奏楽部に所属していたため、週に3回の練習や週末の本番にはかなり積極的に参加していました。
楽器は大学からはじめたので、練習がない日も部室で練習したり、練習日も居残りで練習したり、多くの時間を使って取り組みました。
そのおかげで、アンサンブルコンクールにも出場するなど、たくさんの思い出を作ることができました。
部活のメンバーは先輩含めて卒業後もお付き合いがあるので、交流関係を広げるという意味でも部活に所属して本当によかったです。
もちろん勉学にも力を入れて取り組んでいました。
基本的にはアジアの古い歴史が好きだったので、東洋史や交流史など、民俗学、古文や漢文などの授業を選択していました。
好きな分野を選択して学ぶことができるので、様々な知識を包括的に取り入れることができ、少しずつではありますが自分の中の知識量が増えていくのがとても楽しく感じられました。
長期の休みには、「大学時代にしか行けない」と思っていたので、思い切り海外旅行に行きました。
大学の間だけでも、中国、韓国、トルコ、ニュージーランド、バリ、東欧に行きました。
アルバイトもしていましたが、そんなにがつがつはしていません。
その他、京都や大阪に遊びに行ったり、博物館を巡ったり、友達と家で飲み会をしたり、遊びもたっぷり楽しんだ大学生活でした。
仕事で使う専門的な知識に関しては、正直なところ大学の勉強とはまったく関係ありません。
私自身がもともと個人的にパソコンが好きで、中学の頃から自分でホームページをつくったりしていたので、直接的な知識は独学で身につけたものです。
地域文化学科で学んだことで今の仕事に活かされていることがあるなら、卒論を仕上げた経験がそうだと思います。
仕事をする中で、必ず必要になるのは論理的な思考力と、それを相手に伝わるようにまとめ、プレゼンする能力です。
卒論は自分で考えた仮説や考えを論理的に立証していくものですが、1つ1つ時間をかけて調べ、それを1つの文章にまとめあげる経験はとても貴重です。
しかもレポートのレベルではなく、それこそ1年かけて膨大な資料をまとめるという作業に関しては、根気強さ、やり抜く根性なども身についたと思います。
「テキトーに済ませる」のではなく、「やりきった」からこそ今に活きている経験だと思います。
フリーランスでウェブディレクターとして活躍したいと考えています。
これまでの仕事で、様々なデザイナーさんやシステム担当の方と知り合うことができ、様々な知識も身に付きました。
企業に所属して仕事をするのも良いですが、せっかくなら独立して、自分の力で仕事をつくっていきたいです。
ディレクターという仕事はクリエイティブな分野も大いに関係しているので、「あなたに仕事をお願いしたい」と言われるような社会人になりたいと考えています。
私は大学を選ぶ際、「歴史や文化が好きだから、将来そういった仕事に就かないとしても、この『好き』と感じる分野の勉強をしたい」という気持ちだけで受験を決めました。
その気持ちがあったから、勉強も本当にがんばりましたし、卒業して何年も経った今でも、卒論を見返しては「がんばったなあ」と思い返します。
実際、今の仕事は勉強した内容とは関係ありませんが、それでもこの大学に入ってよかったと思います。
「やりたい」と思っていた専門的な勉強は存分にできましたし、先生方とも親しくさせていただき、いろいろなことを教えていただきました。
都会の大きな大学にはない、程よい田舎さ、アットホームさものびのびと学生生活を送ることができた要因だと思います。
地域文化学科は様々な分野の勉強ができます。
その分、「何を学びたいか」「何を体験したいのか」が明確なほうが、より学生生活を楽しめるのではないかと思います。
そんな学科なので、もちろん友達も個性的な人が多く、学生生活が楽しくなった要因のひとつかもしれません。