2017年3月卒業

山本 菜椎

損害保険ジャパン日本興亜株式会社

山本 菜椎

Q1. 仕事の内容を教えてください。

自動車保険や火災保険、傷害保険などの損害保険の商品を代理店さまと二人三脚となってお客さまにご提案する一般営業を担当しています。一般営業の特徴は取り扱う保険商品の豊富さで、先に挙げた商品以外にも数多くの保険商品を取り扱っています。それらを学ぶことで、お客さまに多角的な視点からご提案ができることは、もちろんやりがいにつながるのですが、反面、習得するには意欲と多くの時間が必要となります。毎日が勉強の日々です。

Q2. どんな大学生活を送りましたか。

私の大学生活を一言で表現すると「楽しかった!!」この一言に尽きます。アルバイトにゼミに旅行、友達との集まりなど、自分の好きなこと、したいことを実現できた4年間でした。
特に、仲間と行った9日間の中国ゼミ旅行が印象に残っています。知らない土地で、食べ物、生活、言葉など、さまざまな場面で文化の違いに直面し苦労しながらも、みんなで協力して過ごした時間がとても楽しかったことを覚えています。
ただ、遊びだけではなく、学業や資格取得も怠けずに頑張りました。毎日の授業では、やるからには多くのことを学びたい、この数十分のなかで何かひとつでも習得したいと思い、授業中はもちろんですが、テスト前もしっかり勉強していました。就職活動前には、就職後も役に立ちそうな資格を取得し、4回生のときには実際に博物館で実習させていただいき学芸員の資格も取得しました。
今思い返してみても、とても充実した大学生活だったと思います。

Q3. 地域文化学科で学んだことで現在活かされていることは何ですか。

私は1回生のときに受けた講義でジェンダーに興味を持ったのをきっかけに、文化人類学のゼミを専攻し、そのなかでジェンダーに関する研究をしていました。
現在の業務において直接関わる訳ではありませんが、女性の自立を考える上で大きな影響を受け、現在の仕事を選ぶきっかけの1つになったと思っています。また、昨今、働き方改革の一環として、さまざまな企業で女性活躍推進が取り組まれていますが、今後、自分を含めた女性の働き方についても深く考える材料になりました。

Q4. 将来の目標を教えてください。

現在の仕事でさらに経験を積んでキャリアアップしたいと思っています。この仕事を始めて3年目になりますが、商品知識や周辺知識がまだまだ足りていないのが現状です。保険を通じてひとりでも多くのお客さまに安心・安全をお届けするために、まずは自分自身がスキルアップしていかなければ、と思っています。また将来的には営業だけではなく、他の部署でも様々な経験を積み、自分の強みにしていきたいと考えています。
ただ、仕事だけではなく、もちろんプライベートも充実させ、両方のバランスを上手く保てたらと思います。

Q5. 地域文化学科を目指す高校生にメッセージをください。

地域文化学科では幅広い分野を学ぶことができます。まだやりたいことが決まっていない人も、大学生活の4年間で自分の関心のあるものを見つけて、そこで学んだものをその後活かしていくことができると思います。
4回生になると就職活動が控えていますが、学生生活でスキルアップを徐々に意識していく必要があります。その点、地域文化学科においては、「フィールドワーク」や「ゼミ旅行」などが実施されており、それらに積極的に参画することで貴重な体験が得られます。
 加えて、ボランティア活動や海外旅行などの企画、部活動を体験することにより、見識も広がり未発見の自分が見つかるかも知れません。
受験勉強は大変かと思いますが、そのなかで得た知識や努力が将来必ず助けになると思います。ぜひ頑張ってください。