先日、大学院の授業「地域文化遺産調査・情報論」の学外実習にて、彦根市古沢町にある井伊神社社殿を見学しました。この社殿は、権現造(ごんげんづくり)と呼ばれる形式であり、弘化2年(1845)に建立されたと考えられています。
権現造というと日光東照宮が有名ですが、井伊神社社殿も彫物・彩色など見ごたえのある建物でした。今後は、文化財としての修理後、一般公開される予定だそうです(写真は、井伊神社を見学中の風景)。
先日、大学院の授業「地域文化遺産調査・情報論」の学外実習にて、彦根市古沢町にある井伊神社社殿を見学しました。この社殿は、権現造(ごんげんづくり)と呼ばれる形式であり、弘化2年(1845)に建立されたと考えられています。
権現造というと日光東照宮が有名ですが、井伊神社社殿も彫物・彩色など見ごたえのある建物でした。今後は、文化財としての修理後、一般公開される予定だそうです(写真は、井伊神社を見学中の風景)。
先日、長野県大町市にある仁科神明宮を見学してきました。今年、20年に一度の大祭・式年遷宮で注目を集めています伊勢神宮ですが、仁科神明宮は伊勢神宮と同じ建築様式(=神明造)において最古の建物があることで有名です。
国宝に指定されている本殿は寛永13年(1636)に建てられていますが、屋根が檜皮葺である点が伊勢神宮と異なっています。そのためか、伊勢神宮よりも直線的な印象を受けました。(写真は、仮宮(左上)、本殿(中上)、拝殿(右上)が建ち並ぶ風景)。
先週、2回生の授業「地域文化演習Ⅰ」の学外実習で、彦根市七曲がり地区の町家を見学しました。
当日見学した町家の中には、江戸時代の防火シャッター「土戸」が残っているものもありました。通常、この土戸は収納されていますが、近隣で火事があると、庇空間のところに出てきて、町家に燃えうつらないようにしていたそうです。彦根には、まだそのような貴重な町家が残っています(写真は、土戸のある町家を見学中の風景)。