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【鳥類調査班(page1)】

 大学や周辺の鳥類相を把握し、それを元にいろいろな鳥が生息できる環境を造ることを目的にしています。何故鳥なのかというと、鳥は生態系の上位に位置しているため、その環境を把握する目安になるからです。

■2003年度の活動
@ ラインセンサス
 決まったルートを歩き、観察した鳥を記録していきます。
   ・ 朝7時〜9時頃まで観察。
   ・ 学内にて月に2回実施。
   ・ 観察した鳥の種、個体数などを記録。
   ※左図は2003年度のラインセンサスのルートです。
 結果:2003年4月から12月に学内で32種を観察できました。

A 営巣状況の調査
 ラインセンサスやその他に観察した鳥の巣の位置を記録し、地図にしました。
 結果:スズメ、ムクドリ、カワラヒワなど7種の繁殖を確認。

B 巣箱の設置
 学内と学園通りに合計20個の巣箱を設置しました。
 結果:残念ながら1つも鳥に利用されませんでした。巣箱の設置時期の遅れが原因かもしれません。

■2004年度の活動
 基本的に昨年度と同じですが、今年度は犬上川との比較をするために学内と犬上川のラインセンサスを分け、月に1回ずつ行っています。

■今後の課題
 学内では、すぐ近くの犬上川河畔林では観察されるメジロ、エナガなどの鳥がほとんど観察されません。このような鳥についても学内で観察できるようになればと考えています。また、学内では今年ヒバリ、キジなどの繁殖が確認されました。これらの鳥は地面に巣を作るため、草刈などの人の影響が大きい可能性があります。しかし、どれぐらいの個体数がどこで繁殖しているのか詳しくわからない状況なので、調べてみる必要があると考えています。

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