2025年度3回生
ちょっと見では、地味で、個々にテーマを追究する孤独な学科に見えるけど、実は、人と人、地域と学生の距離が近く、そのつながりの中で学びが循環していく穏やかな学科です。
近江商人論(担当:東幸代先生)です。数百年も前の商法でありながら、現代に通じる仕組みや精神が見られるところに面白さを感じます。特に「三方よし」の真実には驚きました(さて、どんな真実なのでしょうか?)。
この授業に限らず、由縁をたどっていく中で、歴史資料を読み解いていくのは大変興味深いですよ。
地域の年中行事や儀礼の変遷をたどりながら、伝承の展開を考えてみたいです。
難しいことをわかりやすく説明するために、様々な実演をしてくださる先生がおられます。巡回展の準備のために運搬されていくタンチョウの剥製の真似は、絶品です!