永津 幹一

ちょっと見では、滋賀県の歴史を中心に学ぶ学科に見えるけど、実は近隣府県の歴史や現代社会など、幅広い分野を学ぶことが出来る大学です。

近世近江論（担当：東幸代先生）です。江戸時代とはどういう時代なのか、関西を舞台に学ぶ授業です。教科書に「新田開発」が出て来ますが、徳川吉宗や田沼意次も琵琶湖の新田開発を試み、結局は撤退しています。教科書には出てこない、近江（滋賀県）ならではの題材で、社会のありようを考えるのが楽しいですよ。

戦国時代に織田信長よりも前に近江を支配していたのは六角氏です。その在地支配のあり方を「六角式目」を読み込んで明らかにしたいです。本拠地、観音寺城の跡も残っているので、フィールドワークをするのが楽しみです！

前回の授業に関する質問に熱心に答えてくれて、かつ、そこから発展させてさらに面白い話をしてくれる先生がいますよ！