生活デザイン学科の学生グループ(綾部 仁子さん、橘 憂乃さん、日敷 佳奈さん)の作品が、2025年度JID NEXTAGE部門入選作品として選ばれました。
JID(日本インテリアデザイン協会)は1958年設立の歴史ある団体で、JID賞は、これまで数々のインテリアデザイナーが受賞してきた賞です。
この応募作品は、SDGsの取り組みに関するファッションショーの空間デザインであり、2024年度に京都文化博物館で開催されたものです。

作品概要:この展示什器は、2022 年からはじまった繊維廃材を使用したイベントで制作したものである。今回ここで求められたのは、2 日間という短い期間で、ファッションショー、展示、ワークショップ、講演会と、さまざまに変化する場所である。そこで提案したのは、会場中央の島に展示什器を設置し、そこにまるで家での生活のように、ハンガーに吊るされた服を引っかけ、またそこから外して着替えていく、そんな日常を感じられる什器を設置することである。ふたつの島はL字型の平面を持ち、そこに斜めに梁を通すことで、床のあるところと無いところをつくり出し、高さの異なる衣装の展示に対応している。上部構造は、材料として、主に梱包材に用いられ、挿し木植林から世界各地で木質資源の枯渇対策に役割を果たすポプラLVL を使用した。また出来るだけ製品としての長さをそのまま使用し、イベント終了後に転用できるようにしている。 また、それ以外の材料も舞台製作用の仮設箱台を用いて設置することで、全体でのゴミゼロ化、ゼロウィストを実現している。このように、非常に簡単な造作や構成であるが、構法や使用する材料も、環境循環型の設計とし、誰もが自由に参加できる、繊維廃材の循環を意識する展示であることを心がけた。

用途・機能:展覧会ディスプレイ(空間構成、什器デザイン・制作)
会場:京都文化博物館別館(京都市中京区)
会期:2024年9月12日(木)~13日(金)(二日間、設置・撤収込)
会場面積:255㎡
什器面積:14.58㎡
(JID賞 https://jid-award.com/)

作品名称:「私たちのSDGs2024」EWC FASHION SHOW
設計・制作:滋賀県立大学佐々木研究室(担当:綾部 仁子、橘 憂乃、日敷 佳奈)
クライアント:「私たちのSDGs2024」EWC FASHION SHOW(日本繊維機会学会・繊維リサイクル研究会、私たちのSDGs2024実行委員会)

2025年12月19日(金)から27日(土)にかけて、米原市立近江図書館にて謎解きイベント「図書館パレード」を開催します。

「図書館パレード」は、魔法で本に閉じ込められてしまった仲間を助けるために、魔法を解除する合言葉を近江図書館の本から見つけだすというもの。

仲間を助ける合言葉を手に入れるには、不思議なマークの謎を解かなくてはいけません。 クリアされた方には素敵な景品も用意しています。たくさんの方に楽しんでいただけますと幸いです。

「図書館パレード」は、米原市立図書館様のご協力のもと、生活デザイン学科構想デザイン演習Ⅱ受講生がイベントの企画とデザインを担当しました。

 

 

 

 

このたび、本学科の山田先生が携わった「買い物カゴ投票」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。

2025年10月16日、公益財団法人世界自然保護基金ジャパンは、2024年に考案して公立大学法人滋賀県立大学と共同研究を行なった「買い物カゴ投票」について、実証結果をまとめたレポートを発表しました。

「買い物カゴ投票」は、サステナビリティ推進に関するスーパーからの二者択一の設問に対して、来店客が買い物かごを返却する際に「YES」か「NO」のかご置き場にかごを返却することで回答できる仕組みです。消費者が簡単に意思表示でき、その声を受けてスーパーが取り組みを進めることができる、新たな「ナッジ型」コミュニケーションです。

デザインポイント:

1. 行動科学の知見を活用し、ナッジの5要素を盛り込んだ仕組みを考案。その有効性を滋賀県立大学と共同研究。

2. スーパーは消費者ニーズを事前に把握し、取り組みを周知できる。消費者は簡単な意思表示で社会参画ができる

3. オープンソースの仕組みとして、手法や実施手順を示したマニュアルを公開しており、どなたでも導入が可能

詳細は以下のリンクよりご覧いただけます。

・滋賀県立大学ニュースページ(大学公式サイト)
https://www.usp.ac.jp/topics2/design/_2025.html

・グッドデザイン賞 受賞ページ(Good Design Award公式サイト)
https://www.g-mark.org/gallery/winners/29607