2013年7月アーカイブ

足軽屋敷の庭園

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 先週、彦根市内にある足軽屋敷の実測調査(建物・庭園)を行いました。

 一般的に、武家住宅において、「座敷」は隣接する「庭園」を含めて空間の意味を考える必要があるため、建物同様、庭園の調査も重要です。そのため、今回は主要な樹木・石などを100近く計測しましたが、当日が猛暑だったために、久々に調査でヘトヘトになりました。(写真は、足軽屋敷・庭園調査の計測風景)。

竪穴住居、補修中!

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 現在、人間文化学部の敷地内にある竪穴住居の葺き替え作業が進んでいます。

 この竪穴住居は、数年前、地域文化学科で考古学を学ぶ院生・学部生を中心に復元されたものです。7/27(土)、28(日)のオープンキャンパスに向けて作業中ですが、本学のオープンキャンパスに来られる方は、ぜひ、この竪穴住居もご覧下さい(写真は、竪穴住居・作業中の風景)。

槻御殿・御書院棟

keyakigotenkaragenkyuen.jpg 先月末、昨年で解体修理工事が終了した槻御殿(けやきごてん)・御書院棟の特別公開中でしたので、見学してきました。槻御殿は、延宝5年(1677)に井伊直興によって造営された彦根藩主の下屋敷でしたが、現在は国の名勝(玄宮楽々園)に指定されています。

 修理前に一度見学させていただいたことがあったので華麗な御書院棟の姿に感動しましたが、デジタルデータを用いた襖絵の複製(オリジナルは博物館に保管)を設置したりして建物を公開している工夫には感心させられました(写真は、槻御殿・御書院棟から見た玄宮園の風景)。