先週、草津市にある国指定史跡「草津宿本陣」を見てきました。東海道と中山道の合流・分岐点に位置する草津宿にはかつて二つの本陣がありましたが、そのうちの一つがこの本陣になります。
この本陣建物の街道側にある庇は、その両側に「うだつ」が立ちあがっています。一般的な「うだつ」とは異なる意匠でありますが、本陣の重厚な姿を一層引き立てているようでした(写真は、「草津宿本陣」の「うだつ」)。
先週、草津市にある国指定史跡「草津宿本陣」を見てきました。東海道と中山道の合流・分岐点に位置する草津宿にはかつて二つの本陣がありましたが、そのうちの一つがこの本陣になります。
この本陣建物の街道側にある庇は、その両側に「うだつ」が立ちあがっています。一般的な「うだつ」とは異なる意匠でありますが、本陣の重厚な姿を一層引き立てているようでした(写真は、「草津宿本陣」の「うだつ」)。
今年度から、1回生の必修科目として 「地域文化基礎演習」という授業が始まりましたが、先週、その授業を濱崎教授とともに担当しました。
担当する演習内容はというと、主に考古学や建築の分野で必要となる「測量」や「実測」を体験するものです。このうち、私は「実測」の方を担当しましたが、寒空の下、学内にある石垣を一生懸命実測する学生の姿が印象的でした (写真は、石材実測の演習風景)。
先週、旧中山道・高宮宿にある町家・土蔵の実測調査を行いました。敷地が不整形のため、この町家は表から奥に進むにしたがって土間の幅が狭くなっていましたが、この辺りではよく見かけられるものです。
さて、最近、近世・近代の民家を調査しているときに、瓦によく目が行きます。これは、写真のような部分に瓦屋の刻印があるのですが、その刻印から瓦の生産地や年代などを観察しているからです。建物の上の方をじっと見ていますので、はたから見るとあやしい感じですが、なかなか面白いです(写真は、近江八幡市内で見つけた瓦の刻印 : 〇に一 <八幡瓦屋・寺本仁兵衛>)。