site logo

当研究室志望の方へ




高校生(大学受験生)へ
公衆栄養学研究室は,栄養疫学(nutritional epidemiology)研究を行う研究室です。疫学(epidemiology)とは、動物実験や培養細胞ではなく、実際の人口集団(population)を対象として、健康課題(疾病)とその規定要因との関連を明らかにする科学であり,栄養疫学とは,疫学の中でも、栄養・食生活(規定要因)と健康課題(疾病)の関連を明らかにする科学のことを言います。本研究室では,データを集めるためフィールドに出たり,管理栄養士のスキルを生かし,大規模集団の食事データを集め統計解析ソフトを用いてプログラミングしています。人を対象とした疫学研究結果を考察していく際,生化学の知識(食べたものが体内でどのように代謝されているのか等)も必要になってきます。

学内:生活栄養学科の学生へ(特に本研究室を志望している学生)
公衆栄養学研究室は,栄養疫学(nutritional epidemiology)研究を行う研究室です。具体的には、国民健康・栄養調査や地域在住の中高齢者を対象とした大規模コホートのデータを用いた研究を行っています。統計学が好きな人,栄養疫学に興味のある人,大規模データの解析をやってみたい人にお奨めです。本研究室では,統計解析ソフトを用いたプログラミング,食事調査データの集計・精度管理法,データのまとめかた(解析法)のスキルを習得することが可能です。
近年,栄養・健康に関する分野では,高度な技術と知識を有する人材が求められており,特に大学院を修了した管理栄養士が必要とされています。大学院では,4年間で学修した基本的な栄養学に関する知識をベースとして,自分で考える能力,問題解決能力,科学的な目でデータや論文を客観的に読み解く能力,多人数のデータを解析しまとめる能力,研究結果をわかりやすくプレゼンテーションする力を養うことを重要視しています。大学院での研究を通して,管理栄養士として一層,力をつけることができるでしょう。将来,大学病院や行政,企業でトップレベルの管理栄養士として活躍したい人,是非,進学してください。大学院進学者大歓迎です。
公衆栄養学研究室の特色
  • 共同作業を楽しんでできる人
  • 粘り強い人,負けず嫌いな人
  • ヒトを対象とした大規模データを使った研究に興味がある
  • 大学院に進学希望。※大学院に進むことで研究・進路の幅も大きく広がります。
  • 実験研究にはない,栄養疫学ならではの統計解析を行いたい。
  • 英語論文を読むことに拒否反応がない。※最初から読める必要はありません。たくさん読むうちに,専門用語を覚え,自然と読めるようになるはずです(たぶん・・・・)。
  • 学外:大学院の進学先として本研究室を志望される方
    公衆栄養学研究室では,学外からも栄養疫学研究に熱意のある大学院生を募集しています。大学院博士前期課程として人間文化学研究科生活文化学専攻健康栄養部門を,大学院博士後期課程として人間文化学研究科生活文化学専攻健康栄養論研究部門を設置しています。本研究室では博士前期課程(修士)および博士前期課程(博士)の大学院生の受け入れが可能です。研究内容などの詳細を知りたい,研究室を見学してみたいなど,興味を持たれた方は,お気軽に下記の問合せ先へご連絡ください。大学院入試日程や受験資格等の詳細は,本学大学院入試情報および最新の募集要項をご確認ください。また,入学志望者は,入学願書提出に先立ち,事前に下記(今井)までご相談下さい。
    TEL:0749-28-8259(直通)
    E-mail: imai.e@shc.usp.ac.jp


    Copyright© 滋賀県立大学公衆栄養学研究室 All rights reserved.