びわ湖一周サイクリングのVI整備計画

大西  亜季 

LD賞2015

 近年のサイクリングブームを背景に滋賀県では、びわ湖をサイクリングで一周するビワイチをする人が年々増加傾向にある。しかし、人気が高まってきているのに対し、サポート体制が未熟なことが問題となっている。現在ビワイチのサポートとして機能しているものは、管理している団体が県や民間で複数あり、統一性がない。サービスの重複やシンボルマークの乱立などもサポート体制の未発達に影響していると考えられる。初心者も利用する機会が増加し、利便性やサポート体制は重要になってくる。
 そのためには、視覚的に統一をするビジュアルアイデンティティ計画(VI計画)が重要であると考えた。一目でビワイチ関連物だと判断できるものとすることで、今よりも観光として利用しやすいものになると考える。こうした取り組みが進展していけば、滋賀県の宣伝や魅力発信に繋がると考えた。