人間文化学部
生活デザイン学科 住居設計演習

 

アドミッションポリシー

本学科では、人間に最も身近な生活環境としての住居、道具、服飾の3分野およびそれらの周辺領域のデザインに興味と関心を持ち、将来はこの関連分野における専門職業人を目指す人を求めます。そのために必要な基礎学力とともに、身近な生活の観察・分析の中から問題を発見する力、その解決策を考える力、それを論理的あるいは造形的に表現する力を持った人の入学を期待します。

学びのポイント

変わり行く生活をよく見つめ、そこに望ましい生活環境を形づくってゆく行為が「生活デザイン」です。本学科では、生活の中での人間とモノとの関係に注目して、その現状を観察・記録する考現学的調査を推進し、それを基礎に、住居、道具、服飾のデザインを学び、新しい生活の創造をめざします。実際の勉学においては、生活に関わるさまざまなデザイン分野の専任教員から指導を受けながら学びます。さらに学外から招聘する専門家の指導を受ける機会もあります。講義科目に加え、各分野ごとの演習科目によって、自ら問題を発見し、解決策を考え、表現する力を養っていきます。卒業後は、生活デザイン分野の広がりを活かして、住宅・建設関係、印刷・広告関係、服飾関係、製造業、流通・小売業、サービス業、デザイナー、公務員、教員など、多様な進路があります。また資格として、教職、学芸員、二級建築士・木造建築士受験資格、インテリアプランナー受験資格などが取得できるほか、繊維製品品質管理士の資格を得るための道も開かれています。また、色彩能力検定、カラーコーディネーター検定などの受験も推奨しています。

幅広く学べます
「地域」と「生活」の文化を研究する人間文化学部の中で、デザインを幅広く学べます。幅広い分野構成から自分の最も興味のある分野を見つけだし、専門的に学んでいくことができます。

少人数で学べます
個別的・個人的に指導を受けやすい少人数の学科です。各分野ごとの実技科目は、学年が進むと10数名のクラスになり、これをときには複数の教員で指導します。3年生後期から卒業までは教員ひとりにつき最大6名程度のゼミナールに配属されます。

フィールドワーク重視
学外の生活・生産のフィールド(現場)とのかかわりを重視し、さまざまな機会において、実地調査、学外見学、調査旅行などをおこない、企業や自治体のデザイン関連プロジェクトに積極的に参加します。

学びのステップ