繊維リサイクルアイデアコンペティションは、現代社会において大きな課題となっている資源の有効活用や廃棄物の削減について、家庭から産業レベルまで、廃棄物を減らし再利用する技術と、社会的な仕組みの確立をめざして、産業・行政・大学の、緊密な交流のもとに取り組まれているリサイクルコンペです。

今年度、第4回を迎えた 繊維リサイクルアイデアコンペティションでは、“学生服のリサイクル”をテーマとして、1.学生服を回収・再利用する仕組みの提案、2.回収学生服からできた材料(反毛綿から作られたフエルト状不織布)から作る物の提案、この2つのジャンルによる提案が募集されました。

 第1次審査を通過した7作品の公開審査が、3月29日(水)に京都工芸繊維大学60周年記念会館大セミナー室で行われました。試作品の説明とプレゼンテーションの結果、人間文化学部生活デザイン学科4回生の山本彩乃さんが最優秀賞を、同学科4回生の小木曽のぞみさんが、カトーテック特別賞を受賞しました。

【主催】 (一社)日本繊維機械学会・繊維リサイクル技術研究会

【受賞作品のコンセプト】

最優秀賞 山本彩乃さん

品目名:「制服証布」

学生服によるリサイクル素材で作る「卒業証書を入れる二つ折りのホルダー」の提案です。制服の大部分を占める色をホルダー全体の色にして、卒業証書をとめる四つ角の部分は、スカートやズボンのチェック柄やリボンやネクタイの色などの部分的な特徴を反映させています。卒業証書が卒業を証明しているように、この「卒業証書ホルダー」は、自分がどんな制服を着ていたかを証明し、卒業と同時に着なくなってしまう学生服も、卒業証書ホルダーとして新たな形で生まれ変わることで着用者の手元に大事に残り続けます。

 

カトーテック特別賞 小木曽のぞみさん

品目名「図画作品ホルダー」

学生服によるリサイクルした素材で作る「図画工作の作品ホルダー」の提案です。生地の1.適度な硬さと厚み 2.軽くて丈夫 3.しっかりとしたハリ、の特性に注目しました。この「図画作品ホルダー」は小学校での使用を想定し、図工の時間に描いた絵を展示したり、学期末には自宅に持ち帰るための簡易的なケースの機能を持ちます。 デザイン面では、ステッチを効かせてアクセントにし、全体的に角を落として丸みを帯びた形状にすることで、子供らしいデザインとなるように心がけました。リサイクルされた学生服が新たなかたちに生まれ変わり、子供達ひとりひとりの手に渡るものが提案できたように感じます。

【審査委員】

木村照夫 京都工芸繊維大学 名誉教授 繊維リサイクル技術研究会委員長

成美弘至 京都女子大学 家政学部生活造形学科 教授

伊部京子 紙アーティスト株式会社シオン

森 浩志 東レ株式会社繊維GR・U事業推進室兼ライフイノベーション事業戦略推進室 主任部員

沖本智美 帝人フロンティア株式会社 情報企画部環境担当兼CSR調査戦略室 主事

迫部唯行 ユニチカ株式会社 産業繊維事業部 事業部長

有吉直美 株式会社チクマ キャンパス事業部 服育net研究所 主任研究員

玉田真紀 尚絅学院大学 総合人間科学部 環境構想学科教授 コンペティション実行委員長

【第4回 繊維リサイクルアイデアコンペティションのウェブサイトはこちら】

http://tmsj.or.jp/labo/recycle/movement/competition4.html

2017年3月21日、22日に名古屋市のサーウィンストンホテルで 行われました「デザイン女子No.1決定戦2017NAGOYA」におきまして、生活デザイン学科4年生の保科真喜子さんがインテリア・プロダクト部門で特別賞を受賞されました。

「デザイン女子No.1決定戦」という場は、「女子」という視点とキーワードを介して、都市・建築・インテリア・プロダクトといったデザイン分野について議論することにより、デザイン業界、さらには、社会全体に向けて、新たな視座でのデザインムーブメントを発信することを目指しています。

作品は生活デザイン学科の卒業研究・制作として制作したものです。
■デザインコンセプト

兵庫県神戸市にある「美山台進学ゼミ」は小規模塾ならではの指導の丁寧さやアットホームな雰囲気で生徒から定評を得つつも、大手学習塾と比較して広報面が弱く、認知度の低さを課題としていた。

塾の良さを伝えるには、視覚的なイメージを統一するVI整備を行う必要があると考えた。ロゴやチラシ等顧客の目に触れるデザインをコンセプトに沿って行い、塾の認知度向上と生徒数確保を目指した。

ブランドコンセプトは塾の生徒・卒業生を対象として行ったイメージ聞き取り調査を基に「『わかる!』がたのしい学びの舎」とした。ブランドカラーは校舎の外装色であり、落ち着きと温かみのある「茶色」とし、モチーフを「校舎の特徴的な形、成績向上の上矢印、美山の『山』」の意味を込めて三角形とした。

また、事業名の問題点を解消するとともに、新しくなった事を印象づけるために「美山進学塾」と名称を変更することにした。

■審査委員
インテリア・プロダクト部門ファイナル 審査委員
審査委員 井藤隆志 大同大学/大学院 教授 / プロダクトデザイナー
審査委員 山田栄作 株式会社ヤマトヤ 代表取締役
審査委員 弓立順子 金城学院大学 教授 / インテリアデザイナー

HPはこちら。http://design-girls-1.com/result/

2017年03月21日

卒業式・謝恩会2016


3/20は卒業式でした。

生活デザイン学科のみんなで集まれるのもこれが最後。

「滋賀県立大学に来て本当に良かった。」

そんなコメントと涙であふれた謝恩会でした。

それぞれ、大学で学んだことを活かして、社会に出て活躍してくれることでしょう。