このたび、人間文化学部生活デザイン学科宮本研究室では、JR琵琶湖線各駅(京都駅から長浜駅)のバリアフリー情報(平成30年3月11日現在)を冊子にまとめましたので、ご紹介します。

 

 これまでJR琵琶湖線では、障がい者が駅構内を安全に移動するために必要となる情報がわかりやすく示されていませんでした。都市部の地下鉄のように電車の車両数が同じ路線であれば単純な図で示すことができますが、JR琵琶湖線においては車両数が様々で、駅によって停車位置が異なるため、わかりやすく表現するには十分な検討が必要になります。

そこで、宮本研究室では視覚障がい者の協力のもと、JR琵琶湖線各駅の実態調査を行い、必要となる情報を視覚的にわかりやすくまとめる作業を行いました。今後は、これをもとに音声データを作成する予定です。この冊子を必要とされる方は、ご連絡いただければ郵送します。

【主な調査項目】

●ホーム上にある設備(階段、エレベーター、エスカレーター、待合室、ベンチ等)の位置

●階段と停車した電車との位置関係

●先頭車両の止まる位置

●ホーム上の点字ブロックの内方線

●ホーム階段の誘導鈴

●危険箇所

 

【問い合わせ先】

人間文化学部生活デザイン学科 宮本研究室

電話:0749-28-8428  FAX:0749-28-8551

E-mail:miyamoto@shc.usp.ac.jp

2017年度の末に全国の高校に生活デザイン学科の報告集を発送するためのDMを南研究室で作りました。

透明な封筒は生米の写真の上に、宛名や料金別納郵便が書かれたシールを米の漢字で貼り、なんだろう?と思うデザインとしました。
※印は重要の意味もあります。

中を開けると、生活デザイン学科のポスターと報告集と送付状。

そして、米どころ滋賀からこんにちは。という隠れメッセージが現れます。

中に入っている生活デザイン学科のポスターは幾何学形態ににぎられた、
美味しそうなデザインおにぎり。

「おいしく育て。」

表の生米は、学生を表していて、おいしく育っておにぎりになったんだと、そのコピーでわかります。

このおにぎりも住居、道具、服飾の三分野をあらわしており、黄色いタクアンはそれらの分野をつなぐマーケティング分野。

「タクアンがなくてもおにぎりは美味しいかもしれないけど、タクアンがあるとさらに美味しくなるものです。」(by山田先生 マーケティング分野)

 

そして、同封したのは昨年の学年のテーマカラーの梅干し色の報告集。

そんなわけで、ストーリーのあるDM&ポスターに仕上がったと思います。

これを見てオープンキャンパスに来ていただけると嬉しいです!

学生&OBの方にもご協力いただき完成しました。