人間文化学部生活デザイン学科教員1名と非常勤講師1名,2018年度卒業生1名、在学生4名の合計7名が「デザインの経験値展」に出展することをお知らせ致します。

 

【内容】

経験は何を変えていくのか?

 

リスクを予見できたり、着地点を早期に定めることができるのは豊富な経験故の技能です。

逆に、未知への可能性へ躊躇うことなく飛びこめるのは未経験故の強さとも言えます。

経験によって変わっていく「何か」の視覚化を試みるイベントとして「デザインの経験値展」を開催します。

 

本イベントでは、グラフィック・コピーライティング・写真・レタッチ・プロダクト・パッケージの6つのカテゴリーで、経験値の異なる2~3名のクリエイターへ同じ課題を依頼し、その成果物を展示します。会場では作者名が伏せられており、配布するリーフレットで作者を確認することができます。

作者を先に把握してからの観覧・作品を見終えてから作者を確認する観覧、どちらも可能となっています。同じ課題から生まれた異なる作品を通じて、クリエイターの個人差を超えた違いを生む要因こそ「経験値」なのではないかと考えています。

 

また、会場ではクリエイターに提示したオリエンテーションシートも公開します。

依頼を相互理解するまでのコミュニケーションが展示されることで、クライアント側の経験にも触れることができるイベントになっています。

 

出展者(敬称略):

【コピーライティング】

大西崇督&山村慎太郎&辻中基康(滋賀県立大学2回生)

 

【写真(人物)】

ムクメテツヤ&山村慎太郎

 

【ロゴマーク】

井川雅照&島先沢(滋賀県立大学卒業生)&中野佳奈(滋賀県立大学3回生)

 

【DM】

谷香里奈&伊藤沙桜&中野佳奈(滋賀県立大学3回生)

 

【パッケージ】

南政宏(滋賀県立大学講師)&高杉昭吾(滋賀県立大学非常勤講師)&樋口睦(滋賀県立大学3回生)

 

【プロダクト】

江口海里&匿名希望&鴻巣由季(滋賀県立大学3回生)

 

【写真(物撮り)】

松田保&山村慎太郎

 

【レタッチ】

撮影:南智子&レタッチ:山田和史

 

会 期:2019年10月11日(金)~13日(日)

会 場:ギャラリーうえまち

〒543-0021

大阪市天王寺区東高津町5-16

時 間:11日…11時~20時

12日…11時~18時

13日…11時~17時

料 金:入場無料

WEB:https://design-event.wixsite.com/osaka

主 催:TAKAHIDE HASHIMOTO DESIGN

 

Facebookページ

https://www.facebook.com/designeventosaka/?modal=admin_todo_tour

 

Facebookイベントページ

https://www.facebook.com/events/638643093326948/

 

10/5(土)、10/6(日)に長浜市で開催されるART IN NAGAHAMA2019において、滋賀県立大学人間文化学部生活デザイン学科の学生が「役に立たない道具」約30点を展示します。

本来道具は役に立つものです。しかし当展示では、「目覚まさない時計」や「うではかれーる」「バグカップ」などといった、魅力溢れる「役立たず」ばかりを展示します。全く役には立たないけれど、それぞれに用途を持ったおもしろい作品をご覧いただけます。

来場者が作品に触れて、体験して、楽しむことができ、学生と地域の方々との交流の場にもなるような展示となっています。

そしてこの展示は企画の段階から学生が関わっており、ロゴマークや空間演出などにも工夫を凝らしています。会場となる長浜の歴史ある家屋は、たくさんの提灯によって彩られ、温かみのある空間となる予定です。

【イベント詳細】

開催日 : 10/5(土)  10:00〜17:00    10/6(日)  10:00〜16:00

場所:長浜市中心市街地一帯(雨天決行)

展示会場 : 湖北観光情報センター 四居家

主催 : 長浜芸術版楽市楽座運営委員会

 

2019年09月27日

JID AWARD 2019受賞

 

このたび、生活デザイン学科の佐々木一泰講師がオランダで制作した家具が、JID(日本インテリアデザイナー協会)AWARD 2019において NEXTAGE部門 部門賞を受賞しました。

JID(日本インテリアデザイナー協会)は、1958年に剣持勇氏他47名の先達の方々により活動を開始し、日本のインテリアデザインに関わる人々の全国組織です。またインテリア建築家/デザイナーの国際連盟IFIに加盟する日本で唯一のインテリアデザイナー団体です。

■JID AWARD:https://jid-award.com/html/past_awards2019.html

 

■作品タイトル:Billytown bookshelf-日本の木がオランダの材料と出会う

■デザイン・制作:滋賀県立大学 佐々木一泰+Billytown Bookshop

受賞作品は日本の木材とオランダの材料を組み合わせた家具であり、佐々木講師が学生と行う地域活動である木匠塾に関係する奈良県川上村産の吉野杉が使用されています。一部継手加工には工学部実習工場の技術が用いられました。日本から受託荷物で持ち込まれた材料は、オランダで現地アーティストと共に組み立てと加工が行われ、現在オランダ・デン・ハーグ市にあるギャラリーBillytownのブックショップで本棚として使用されています。現地の運搬車で運べるサイズにて設計されており、ヨーロッパ各地で使用され発信されることが期待されます。