「第1回滋賀ぎゅっとおみやげコンテスト」において3回生の石黒加奈子さんが最優秀賞を受賞しました。

○作品名

まきびしあられ

 

○作品コンセプト

これは忍者の道具 撒菱(まきびし)をモチーフとしたあられです。

滋賀県産の弥平とうがらしを用いて、撒菱の痛さを辛みに投影しているのが特徴です。

忍者が撒菱を竹筒に入れて持ち運んでいたことから、パッケージも竹筒をモチーフとしたものにしました。

このまきびしあられをきっかけに甲賀忍者や歴史を知るきっかけになればと思います。

滋賀の魅力をお土産として表現としたコンテスト。

「滋賀といえば」と滋賀を代表するようなおみやげ、多くの人が滋賀に来たくなるようなお土産の提案を募集。

 

○募集内容

テーマ 「滋賀といえば」をお土産で表現 滋賀の新しいお土産のアイデアを文章とイラストや写真で表現してください。

応募条件 「お菓子であること」と、以下 ❶ か ❷ の条件を満たすこと

❶ 滋賀の食材 or 特産品を使う ※ 米粉、赤こんにゃく など

❷ 滋賀の特徴を現すもの ※ 琵琶湖 など

※ 入賞した作品については実際に販売される可能性があります。

○各賞について

一 般 部 門 最優秀賞 1点 優秀賞 2点 佳作 2点

小学生以下部門 クリエイティブ賞 1点 他、各賞 4点

○審査について

審査方法

第一次審査 書類選考 ※ 第一次審査の結果は10月末にご連絡を予定しています。

第二次審査 会場でのプレゼン ※ プレゼンは11月中頃に草津市市民交流プラザで行います。

審査方法 1) 滋賀を魅力的に伝えているか。2) オリジナリティがあるか。

○審査員

叶 匠壽庵 商品部部長 他

○主 催

滋賀ぎゅっとおみやげコンテスト企画委員会(立命館大学 学びのコミュニティ集団形成助成金 採用団体)

○後 援

滋賀県

公益社団法人びわこビジターズビューロー

草津市

草津市 教育委員会

公益社団法人 日本青年会議所 近畿地区 滋賀ブロック協議会

https://shigaomiyage2019.jp/

 

 

このたび、生活デザイン学科の森下あおい教授が、2019年度日本デザイン学会年間論文賞を共著者の中村顕輔氏(韓国中央大学研究員)と共に受賞し、11月8日に東北芸術工科大学で開催された日本デザイン学会秋季企画大会において表彰されました。

 

森下先生受賞写真

 

日本デザイン学会年間論文賞は、学会誌「デザイン学研究」研究論文集に掲載された当該年度の研究論文の中から、優れた研究を対象として顕彰されるものです。

 

受賞論文

「シニア・ファッションに向けたデザイン画の基準体形像

-女性体形の多様性とそれに応じたデフォルマシオン」

森下あおい(滋賀県立大学)中村顕輔(韓国中央大学)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssdj/65/3/65_3_43/_article/-char/ja

 

論文の概要

服飾デザインの現場やデザイナー教育では、体形を客観的に把握しつつ創造性を高めるため、平均体形にデフォルマシオン(意匠的変形)を施した基準体形像が用いられる。しかし現状は、着用者の年代に関わらず若年層の体形像が念頭におかれている。そこで本報では、3次元計測装置により集団計測したシニア女性の体形分類をデザインの視点で行うことで3つの代表体形を抽出した。それらの代表体形を基にしたデザイン画に、2次元骨格モデルを適用しデフォルマシオンを定量的に分析した。そしてシニア女性の体形の多様性と各々の体形特徴の美しさを反映した基準体形像を提案した。

本手法は、今後増加すると考えられる個人対応の衣服設計において、体形を活かしたデザインのためのCADシステムへの援用可能である。そしてこの活用により、シニア女性自身が体形に合うファッションを選ぶ楽しみへとつながるものと考える。

 

人間文化学部生活デザイン学科卒業生のグループが「東京ミッドタウンアワード2019」デザインコンペにおきまして、応募総数1,016件の中からグランプリを受賞しました。

<作品名>
すべてティッシュでできたティッシュペーパー

<コンセプト>
199組のティッシュペーパーと1枚の少し厚手のティッシュペーパーでできています。最後の1枚はボックスの内側をティッシュとして使います。ムダはひとつもありません。サステナブルであり、機能を追求した真っ白な外観は、インテリアとしての美しさも兼ね備えています。このプロダクトを通して、たった1枚の紙を大切に想う気持ちを伝えたいです。これがティッシュペーパーの「THE NEXT STANDARD」です。

<受賞者>
河合 航路 デザイナー 大阪府出身(15期生)
南 和宏 デザイナー 大阪府出身(14期生)
西川 佳織 デザイナー 滋賀県出身(15期生)

<デザインコンペ:テーマ>
2019年のテーマは、「THE NEXT STANDARD」。
SDGs(持続可能な開発目標)、エシカル、Upcycle、使い捨てプラスチックの禁止など、いま、くらしをとりまく環境への意識の変化が求められています。
あなたの考える「今」、そこから見えてくる「次(=NEXT)」とは何でしょうか?
これから少し先の未来の「あたりまえ」や「新しいスタンダード」になるようなデザインが募集されました。

<審査基準>
1. デザイン力
デザインが優れている。新しいコミュニケーションを生むデザインである。
デザインの発信地に相応しいデザイン性がある。
2. 提案力
一枚の紙で、伝わりやすいように表現できている。
3. テーマの理解力
テーマ(「THE NEXT STANDARD」)を理解し、反映している。
4. 受け手の意識
アイデアとして、「これが必要だ・こうなったら嬉しい」と感じる。ターゲットや目的が明確である。
5. 実現化(含む商品化)につながる
商品化やイベント化(例:MID DAY)など、実現性の高いアイデアである。また、社会インフラとして浸透する可能性を持ち、かつ市場性、社会性が感じられる。

<審査員>
• 石上純也:建築家
• 伊藤直樹:クリエイティブディレクター
• えぐちりか:アーティスト/アートディレクター
• 川村元気:映画プロデューサー/小説家
• 中村勇吾:インターフェースデザイナー

2019年10月18日(金)に授賞式、10月18日(金)~11月10日(日)に展示が行われます。

https://www.tokyo-midtown.com/jp/award/result/2019/design.html