2017年1月23日
デッサンについて
今年度より、特別選抜と前期試験合格者に以下のようなご案内をお送りしておりますのでお知らせします。

生活デザイン学科では、入学後すぐに「デッサン法」や「生活造形基礎演習」などの演習授業が開始されます。これまでも高校で美術を履修してこなかったという入学生も少なくありませんが、入学前から入学後の授業への準備をすることは、入学後より授業へのスムーズな移行に役立つと考えています。絵の上手さを求めているのではなく、三次元空間での物事の成り立ちへの理解、観察力や表現力などの基礎的理解がこれからデザインを学んでいく上で重要と考えております。
「基礎から身につくはじめてのデッサン」 梁取文吾監修 西東社 (1700円+税)
生活デザイン学科では、入学前に上記の教材をご購入いただき、part1とpart2を熟読し、基礎を理解した上で、本書内に記載の「紅茶缶」と「りんご」実物をモチーフにし、デッサンの練習を重ねていただけますと、授業開始後も役立つと考えております。本書内の様々なモチーフに挑戦するよりも、「紅茶缶」と「りんご」について何度も練習をしていただく方が良いと考えます。
これは強制ではありませんし、デッサンの基礎がわかっている方にとりましては必ずしも必要ではありません。また、この教科書は授業内では用いませんが、予習復習には活用できます。授業の理解を深める上で決して無駄にはならないと考えてお薦めしております。