2018年3月2日

みんなでシェアするエコアイディアコンテスト「チエコ 2017」において受賞

生活デザイン学科の学生3名が、みんなでシェアするエコアイディアコンテスト「チエコ 2017」において受賞しました。

 

今回が第4回目である「チエコ 2017」みんなでシェアするエコアイディアコンテストは、簡単にできるエコアイディアを募集するコンテストです。小さなエコの知恵を多くの人が出し合い、シェアすることで「知恵庫」になることを目指しています。

  2018年2月18日に東京都の平塚幼稚園で一次審査通過作品の公開最終審査(5分間のプレゼンテーション)が行われました。

  優秀作品には「チエコ賞」ならびにいくつかの賞が授与され、生活デザイン学科から以下の3人が合計6つの賞の内、4つの賞を受賞しました。

●チエコ賞(最優秀賞)
「SOLA CAFE」加藤彩香(生活デザイン学科4年生)

●会場審査特別賞
「SOLA CAFE」加藤彩香(W受賞)

●ミエコ賞
「ぺットボトル・シューズラック」高山彩香(生活デザイン学科1年生)

●チカコ賞
「ひんやり扇風機 氷を使ったエコアイディア」 樋口睦(生活デザイン学科1年生)

 

〈応募作品〉

「SOLA CAFE」

加藤彩香 ●チエコ賞 ●会場審査特別賞

太陽光で調理ができる「ソーラークッカー」という調理器具を用いた、モバイルカフェの提案です。近年、地球温暖化が進む背景の中で注目が集まる再生可能エネルギーを利用し、私たちの生活を支えているエネルギーの大切さを伝えることを目的としています。カフェのアイテムには、愛やエネルギーを象徴するハートマークを用い、エネルギーの恩恵をより感じられるようにしました。

 

「ペットボトル・シューズラック」

高山彩香 ●ミエコ賞

 家庭から出るゴミを減らすアイデアです。ゴミを出すまで置き場所に困るのがペットボトルだと思います。そのペットボトルを使い、自分で好きな色やデザインにできるシューズラックを作ります。このシューズラックは壁に掛けられ、何足でも連結できるので場所を取りません。

「ひんやり扇風機」~氷を使ったエコアイディア~ 

樋口睦 ●チカコ賞

 氷の冷気を利用したエコアイディアです。ペットボトルを再利用した扇風機の羽の下には氷を入れる器が三つ設置されています。肌で感じる涼しさもありますが、日本では風鈴や川のせせらぎなどの耳で感じる涼しさ、透明な器に料理を盛り付けるなど目で見る涼しさの文化もあります。この作品では氷の冷気と共に、氷の美しい透明感、氷がゆっくり溶けて行く時間にも楽しさを味わうことができます

〈審査委員長〉   

宿谷昌則(東京都市大学 環境学部 教授) 

                     

〈 審査委員〉

藤村靖之( 非電化工房 代表)

藤井智佳子( ソーラー女子・染織作家藤)

つなが~るズ( 林 美樹・神田雅子・濱田ゆかり・平山友子)

 

〈ゲスト審査委員 〉

谷田 泰 ( 株式会社 タニタハウジングウェア 代表取締役社長)

 

〈チエコとは〉

「ちいさなエネルギーで笑って暮らそう。お金を掛けなくても豊かに過ごそう」。

そんなスローガンを掲げ、つなが~るズは「チエコ」という暮らしのコンテストを企画しました。

チエコとは「小さなエコ」であり、みんなでアイデアをシェアすることで「知恵庫」を創っていきたいという思いを込めています。

 

「チエコ2017」のスケジュール

応募締め切り:2017 年11 月30 日(水)

一次審査(書類審査):12 月下旬

一次審査通過作品発表:1 月上旬

公開審査:2018 年2 月18 日(日)平塚幼稚園

 

〈つなが~るズについて〉

林美樹・濱田ゆかり・神田雅子・平山友子からなる建築女子ユニット。

2013 年春に『くさる家に住む。』を株式会社 六耀社から出版。

2014 年「ロハスデザイン大賞2014」ヒト部門を受賞。

 

〈ホームページ〉

http://tsunagirls.net/ (更新は3月半ば予定です)

 

〈お問い合わせ先〉

〒216-0003 神奈川県川崎市宮前区有馬5-1-16-204

アーキキャラバン建築設計事務所内 つなが~るズ〈チエコ事務局〉担当:神田雅子

☎:044-789-9887 E-mail:chieco@tsunagirls.net

生活デザイン学科からの受賞は4年連続になります。