人間学「性を考える」

 今日は、オムニバスで実施している人間学の「性を考える」の担当コマ「日本・世界の現状2(アジアの現状)」の講義を行った。

 受講者は100人弱。ふだん、学科の専門科目だけ教えているので、大人数の授業も、他学科の学生がいる授業もなかなか慣ない。けどまぁ、午後一の授業であまり寝る学生もなく、ざわつくこともなく、聴いてもらえた感じ。

 講義内容は、アジアの現状になぞらえつつ、「移住労働の女性化」(feminization of migration)により、「国境を越えて連鎖するジェンダー」の話で、自分では割と気に入っている講義内容。

 TPPだのFTAだのEPAだのがニュースで飛び交ってるので、去年講義したときよりは学生にも実感があるような印象。

 商品の詳細

 この本を買っておいたので、去年の講義案に加えて反映させようと思っていたのに、時間がなくてできなかった。

 

Servants of Globalization: Women, Migration, and Domestic Work

  似たようなテーマの上の本も、韓国で出た韓国語の訳書は買ってあるんだけど、まだ読んでいない。この手の本は日本では翻訳が鈍いなぁという印象。