4回生の卒論中間報告会が開かれた。
みんなどんな質問が来るのかそわそわしながら臨んだけれど、会場からはあまり質問がなくてちょっと拍子抜け。
ともあれ、終わって私もほっとした。あとは書くだけだからね~。
実は当日は私の誕生日。
夕方に研究室に戻るとケーキとお花が!ありがとう~\(^o^)/
その後はお疲れ様会でしゃぶしゃぶ食べ放題へ(^o^)
今日は、オムニバスで実施している人間学の「性を考える」の担当コマ「日本・世界の現状2(アジアの現状)」の講義を行った。
受講者は100人弱。ふだん、学科の専門科目だけ教えているので、大人数の授業も、他学科の学生がいる授業もなかなか慣ない。けどまぁ、午後一の授業であまり寝る学生もなく、ざわつくこともなく、聴いてもらえた感じ。
講義内容は、アジアの現状になぞらえつつ、「移住労働の女性化」(feminization of migration)により、「国境を越えて連鎖するジェンダー」の話で、自分では割と気に入っている講義内容。
TPPだのFTAだのEPAだのがニュースで飛び交ってるので、去年講義したときよりは学生にも実感があるような印象。
この本を買っておいたので、去年の講義案に加えて反映させようと思っていたのに、時間がなくてできなかった。
似たようなテーマの上の本も、韓国で出た韓国語の訳書は買ってあるんだけど、まだ読んでいない。この手の本は日本では翻訳が鈍いなぁという印象。
後期のゼミ開始。火曜日より金曜日が都合がいいというゼミ生にあわせて金曜日に実施。
とにかく来週に卒論タイトル提出、再来週に卒論中間報告のレジュメ提出、というイベントが控えているので、それに向けて頑張らなきゃね、とネジを巻く。
しかし、すぐに女子会モード?
今日は、後期開講(隔年)の対外文化交流論Cという授業の初回。
隔年開講の授業って、ちょっとやりにくい。
今のところ、履修登録人数は24人でちょっと少なめ。実際に来てたのも同じぐらいの人数。
社会人聴講生が1人。
この規模なら、なるべく双方向な感じの授業になるよう心がけなくちゃ。
と思いつつ、いつもわりと一方的にしゃべってしまう(>_<)
そういえば、年度初めに「昨年の授業で改善した点を5つ以上あげよ」(一つにつき1pointもらえる)みたいな内容を含む「自己評価表」を提出させられる。「いつだって改善してるつもりだけど、いちいち覚えてらんないよ」と思う。
二日目に司会を務めることになりました。緊張...。
ポスター作成と学会サイト&メールでの告知は私のオシゴトです(^_^;)
┌─────────────統一テーマ───────────┐
朝鮮現代史と在日朝鮮人
└───────────────────────────────┘
[日時] 2011年10月22日(土)、23日(日)
[会場]立命館大学衣笠キャンパス(京都)創思館カンファレンスルーム
アクセスマップ
http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_kinugasa_j.html
キャンパスマップ
http://www.ritsumei.jp/campusmap/map_kinugasa_j.html
[参加費]一般1,500円 学生1,000円(2日間)
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■第1日 10月22日(土) 受付13:00~
[講演] 13:30~
東 潮 氏 「キトラ・高松塚古墳壁画と東アジア」
朴 賛勝 氏 「植民地期~解放直後、地域社会リーダーシップの形成
-全南地域を中心に」
[総会](会員のみ)大会会場と同じ
[懇親会](別途参加費必要)
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■第2日 10月23日(日) 受付9:00~
◆パネル 9:30~12:00 創思館 303、401、402
・パネル1 新出資料「デ・ラランデの京城都市構想図」をめぐって
報告者 水野直樹氏(責任者・司会)、
川嵜陽氏、徐東帝氏、西垣安比古氏、宮﨑涼子氏
・パネル2 解放後・在日済州島出身者の生活史
報告者 伊地知紀子氏、高村竜平氏、鄭雅英氏、
藤永壯氏(コーディネーター)
・パネル3 帝国日本の「学知」と植民地朝鮮
――朝鮮総督府の植民地朝鮮研究を中心に
報告者 桂島宣弘(責任者)、
金泰勲氏、裵貴得氏、沈煕燦氏、許智香氏
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◆全体会 13:00~17:30 創思館カンファレンスルーム
・マシュー・オーガスティン氏「戦後占領期日朝間における人流と国境管理」
・鄭祐宗氏 「朝鮮現代史と山口県―解放後在日朝鮮人運動抑圧の性格分析」
・李泳采氏 「政治的民族運動としての帰国運動
― 在日朝鮮人帰国運動の展開過程を中心に ―」
[総合討論]
昨日は朝鮮語文献講読(通年科目)の後期が開始。
前期に読み終わらなかった以下のインターネット新聞記事の続きを読む。
「10代と30代の共通点、死亡原因一位はまさに... ― 経済成長率と自殺成長率」
PRESSian,2011.6.13
ソ・サンチョルというカナダの大学教授が持っている、「孔雀の尾の競争」(直訳)という連載シリーズの29回目。
日本でも、日本は自殺率が高いということが社会問題になっていますが、韓国はその日本を遙かに上回って、OECD加盟国で自殺率がダントツで一位...という深刻な話。
「自殺率(자살률)」という単語は、日本人にはすごく発音しにくい要素が詰まっていて、皆さん音読でつまづくので、「自殺率」というフレーズを繰り返し練習するという、傍目から見ると異様な展開に(^_^;)。前期に、読んでいた記事に「使用済核燃料棒」という単語が出て来て発音しにくそうにしていたので、繰り返してみたときも同じ違和感が...?
昨日から後期のはじまり(>_<)。
今日は後期の2回生のプレゼミの初顔合わせ。今年のプレゼミ生は2人。
後期のプレゼミでは、去年から、韓国の近現代史や在日朝鮮人に関連する映画(商業映画やドキュメンタリー映画)を鑑賞して、映画そのものや背景について文献等で調べて報告するというスタイルでやっていて、今年も受講生のニーズに合うようだったので、それで行くことにした。
映画のセレクトはまだ全部決まっていないけど、とりあえずは「パッチギ!」を2作とも観ることにした。
「パッチギ!」の一作目はともかく、二作目は時代が激しく行ったり来たりするので、去年も学生には映画の舞台背景を抑えるのがかなりしんどかったみたい。その分、映画としてどうかはともかく、勉強の題材にするには持ってこい(^o^)。
買った本、読んだ本の紹介をブログでしてる人をよく見るけど、このブログにはそういう機能?がないらしい...。無理矢理Amazonからコピってみた。
この前行ったシンポジウムで売っていて買った本。去年出てたのに知らなかった(汗)。
現代フェミニズムのエシックス (戦後・暴力・ジェンダー) 大越 愛子、 井桁 碧 (単行本 - 2010/10)
以下のシンポジウムのお知らせがありました。
昨年度卒業したゼミ生の卒論テーマ(^_^;)。
できれば行きたいな。
※より詳しい情報が入ったので差し替えます(2011.10.4)
◆シンポジウム◆ 現代日本の排外主義とヘイトクライム
―民族教育を拒む日本社会を変えていくために―
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【日時】10月9日(日)14時~(13時30分開場、17時終了予定)
【会場】同志社大学 今出川キャンパス
明徳館1階 M1教室
【地図】http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_campus.html
(京都市営地下鉄烏丸線「今出川」駅①③番出口すぐ。京阪「出町柳」駅
から徒歩15分。建物の場所を地図でご確認の上お越し下さい)
※事前申し込み 不要
※参加 無料
※主催者側の判断で入場をお断りすることがあります。
<プログラム>
第1部 朝鮮学校襲撃事件と裁判の現状を知る
「朝鮮学校紹介ビデオ上映」
康仙華(京都第一初級学校嫌がらせ事件弁護団・弁護士)
第2部 報告
「現代日本社会と「嫌韓流」」板垣竜太さん(同志社大学社会学部)
「現代レイシズム論」森千香子さん(南山大学外国語学部)
「ヘイトクライムに対する規制」金尚均さん(龍谷大学法科大学院)
「民族教育権について」冨増四季さん(上記弁護団事務局長・弁護士)
第3部 ディスカッション
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◎朝鮮学校襲撃事件 民事提訴から1年をむかえて
朝鮮学校の教育は、子どもらを民族の言葉や歴史・文化、そして自尊心を兼ね備えた立
派な朝鮮人に育てたい、日本を初めとした世界の人々と友好親善を深め、幅広い分野で活
躍出来るように導きたいという保護者らの念願により、戦後60年以上の間、連綿と営まれ
てきました。日本に住む朝鮮人が"普通に"「チョソンサラム(朝鮮人)」として生きるた
めの教育を受けられる民族教育の場、多民族共生の精神を率先して実現する教育現場、そ
れが朝鮮学校なのです。
しかし、この想いを踏みにじるように2009年12月4日、京都の朝鮮学校に対して「在日
特権を許さない市民の会」と名乗る団体のメンバーらが襲撃し、レイシズム(人種差別、
民族差別)をむき出しにした過激な侮蔑的言動をぶつけて来ました(ヘイトクライム=憎
悪犯罪)。日本国憲法体制の下でも続いてきた排外主義が、今日的な様相をもって広がり
をみせているようにもみえます。私たちは、このような差別行動を看過することはけっし
てできません。
在特会の朝鮮学校襲撃事件をきっかけに浮上したいくつもの問題を、シンポジウム形式で
考える場を持ちたいと思います。 ぜひ、ご参加下さい。
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【主催】「現代日本の排外主義とヘイトクライム」シンポジウム実行委員会
【共催】同志社植民地主義研究会(DOSC)
【問い合わせ】同志社大学板垣研究室 tel. 075-251-4893
実行委員会メールアドレス antiracism@mail.goo.ne.jp
<http://jp.mc34.mail.yahoo.co.jp/mc/compose?to=antiracism@mail.goo.ne.jp>
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なお今後の口頭弁論の日程は以下のようになっております。こちらのほうもぜひお越しく
ださい。
●第8回口頭弁論 10月25日(火)13:30~京都地裁101号法廷
●第9回口頭弁論 11月29日(火)13:30~京都地裁101号法廷
朝鮮学校襲撃事件裁判を支援する会(こるむ)事務局