関西心理学会第124回大会は，10月28日（日）に滋賀県立大学で開催されることになりました。

滋賀県立大学は関西の東端ともいえる滋賀県湖東地区，彦根市の琵琶湖岸に立地し，今年度で開学18年目となります。環境科学部，工学部，人間文化学部，人間看護学部の4学部（大学院4研究科）からなり，公立大学法人の経営による少人数教育を大きな特色としつつ，約3000名の構成員がゆったりとしたキャンパスで学び，教育，研究，地域貢献に励んでいます。

大会準備および当日の運営は人間文化学部人間関係学科の教員と学生が中心となって進めてまいります。人間文化学部は人間の社会，文化，歴史，生活をめぐるさまざまについて文理にわたる学際によって理解し，地域の課題解決に向けても実践的に対処できる教育，研究の創出を目指して設立されました。この中で人間関係学科は人間の発達とコミュニケーションをキーワードに心理学，教育学，社会学を基盤とした教育，研究を進めています。個人の心の成り立ちや発達，人間的な教育や社会のあり方を幅広い見地から多様な方法によって捉えていこうという思いを本大会にご参加の皆さまとも共有できることを願っております。 プログラムは例年通りの午前，午後の口頭発表と，特別講演，シンポジウム，総会，懇親会を予定しております。

紅葉に向かう琵琶湖線沿線風景を楽しみつつ，どうぞ秋の一日を彦根にお越しくださいますよう，多数の方のご参加，ご発表をお待ちしております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　2012年7月7日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　関西心理学会第回大会準備委員会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 委員長　竹下秀子