考現学保存修景特論 大学院科目

(1)授業のねらいと内容

【概要】急速に変化する生活を的確に把握するために、身近な環境に注目し、その現状を定時・定点で観察し、克明に記録し、冷静に省察して、真に人間的な文化と生活の構築をめざす考現学について考察する。先人たちが歴史の中でつちかってきた伝統、うみだしてきた文化遺産を調査し、その再評価を通じて、これからの町づくり村づくりにその再生と活用をはかる方策を検討する。後半の考現学の部では実際の調査体験を含む。

【到達目標】

(2)授業計画

  • 第1回 (前半部:土屋敦夫教授)
  • 第2回 
  • 第3回 
  • 第4回 
  • 第5回 
  • 第6回 
  • 第7回 
  • 第8回 後半(考現学の部)イントロダクション
  • 第9回 今和次郎とその考現学1
  • 第10回 今和次郎とその考現学2
  • 第11回 今和次郎とその考現学3
  • 第12回 調査事例の解説1
  • 第13回 調査事例の解説2
  • 第14回 調査体験(学外)
  • 第15回 調査のまとめと考察

(3)成績評価

出席状況(20%)とレポート(80%)により評価。

(4)テキスト、参考書

参考書:黒石いずみ『建築外の思考:今和次郎論』ドメス出版(2000)ほか、授業中に指示する。