道具デザイン特論1 大学院科目

theory of product design 1

(1)授業のねらいと内容

【概要】道具デザインに関する専門的かつ理論的知見を深めるために、主として近代から現代にいたる生活用具および生活機器のデザイン変遷について、いくつかの事例を選び、その技術的、経済的、社会的、文化的背景からの分析・評価をおこなう。関連資料の探索・収集、資料批判、実物資料(最終製品)の実見のほか、ときにはメーカー関係者やデザイナーからの聞き取り、その道具の使用実態の調査などを含む。

【到達目標】個々の道具デザインの成立過程・成立要因を合理的に理解し、問題点を明らかにすることを学ぶ。

(2)授業計画

  • 第1回 イントロダクション、授業計画と方針の説明
  • 第2回 各自研究テーマの探索
  • 第3回 各自研究テーマの探索
  • 第4回 研究テーマ決定、資料探索方針づくり
  • 第5回 探索資料の持ち寄りと発表
  • 第6回 探索資料の持ち寄りと発表
  • 第7回 探索資料の持ち寄りと発表
  • 第8回 中間報告と評価
  • 第9回 資料の構造化の方法について
  • 第10回 資料からの構造化
  • 第11回 資料からの構造化
  • 第12回 各自テーマごとの報告
  • 第13回 各自テーマごとの報告
  • 第14回 報告書作成/製本
  • 第15回 最終発表と全体講評

(3)成績評価

出席状況(20%)と最終レポート(80%)により評価。

(4)テキスト、参考書

参考書:Bijker, Hughes, and Pinch, The Social Construction of Technological Systems, The MIT Press, 1987 ほか、授業中に指示する。