声の玉手箱
—愛荘町有線放送アーカイヴズから—

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—愛荘町有線放送アーカイヴズから—

秦荘有線放送農業協同組合玄関

「愛荘町有線放送アーカイヴズ」とは

 滋賀県・愛荘町有線放送アーカイヴズは、秦荘有線放送、旧愛知川有線放送で放送された番組のデジタル・アーカイヴズです。1967年から2009年にかけて吹き込まれたCD1700枚以上に及ぶ膨大な録音の記録で、お年寄りによる昔語りから子供たちの未来の抱負まで、町議会の記録から個人の趣味についてのインタビューまでと、その内容は多岐にわたっています。

 特に魅力的なのは、町民自身が、かつての地域のあり方や当時のできごとについて活き活きと語る「訪ねて」シリーズや「ふるさと談話室」「おはようマイク」などの番組群で、時代の声の証言として、そしていまはきくことの難しい民俗学的資料として、たいへん貴重なものです。


「愛荘町有線放送アーカイヴズから」

 アーカイヴズに含まれる音源はたいへんな量で、その全貌をつかむのは容易なことではありません。その一方で、それぞれの番組には、語り手の生きた時代、生活が生々しく記録されており、その一つ一つに時間をかけて聞き入ることがとても重要です。

 このたび、愛荘町との協力のもと、細馬宏通研究室(滋賀県立大学人間文化学部)では、このアーカイヴズに含まれる音源を少しずつ書き起こし、吹き込まれた貴重な声とその時代背景の一端を、このサイトで広く明らかにすることにしました。更新はおよそ一ヶ月に一度。アーカイヴズの膨大さからすれば遅々たる歩みですが、お聞きになれば、ひとつひとつが実に豊かな内容であることがおわかりいただけると思います。

 ほんの数分の語りや唄のなかにも、現代のわたしたちをはっとさせるような声の抑揚があり、語りを支えている時代背景があります。このサイトでそれを少しでも伝えることができれば幸いです。

(文責:細馬宏通)