ゼミ旅行in京都

日時 3月5日〜6日
参加 高橋・早川・片山・古関・西中・桑山・増田・山本・寺田

一日目 ; 先生ゆかりの地めぐり(乙訓・長岡京−山城郷土資料館−京田辺)
二日目 ; 奈良盆地散策

乙訓・長岡京地方
@今里車塚古墳(長岡京市)11:00〜
長岡京の造営で破壊された古墳。先生が「木の埴輪」を認識した遺跡で、"分かりやすい図"の重要さと難しさについての体験談を熱弁!!

木の埴輪

befor
after

A大山崎町歴史資料館(大山崎町) 12:00〜
古代山陽道の山崎駅跡踏査のため、大山崎町歴史資料館へ。

B正道官衙遺跡(城陽市) 15:00〜
奈良時代の久世郡衙跡とされ、先生が発掘から保存を手掛けた思い出に残るの遺跡の一つ。保存のために公園化した後はあまり利用されないことが多い中、ここでは多くの親子やご老人の憩いの場になっていて驚きました。憩いの場にするために庁殿の復原柱の藤棚化、広場で大々的に野球をされないために意図的にベンチetcの構造物を置く、予算がなくて埋め戻しができなかった土砂山が結果として見晴らしがきく芝生山になったことetc、先生の当時のアイディアが実際に効果を果たしていたのが印象的でした。

C山城郷土資料館(山城町) 16:00〜
設立から携わった先生の展示を見学。資料館の裏山には広い空き地があり、埴輪を焼いたり、竪穴住居を作って30人位の子供たちと泊まったetcの、子供学習の思い出話が印象的でした。

右写真は、資料館前より木津川を望んで。

D椿井大塚山古墳(山城町) 17:00〜
三角縁神獣鏡30数個が出土した古墳。

E大阪城残石出土地(山城町) 17:30〜
藤堂高虎が徳川大阪城築城時に石垣用の石を保管していたところ。また、筏を組んで木津川で石を運びだしていた起点でもあり、年次etcが掘り込まれた使用されなかった巨石が数個残る。

F高橋先生亭(京田辺市) 19:00〜
先生のご家族から手厚いおもてなしをいただきました。数年ぶりのステーキもおいしかったですが、先生方の畑でとれた野菜もおいしかったです。

Gレイクフォレストリゾート泊(南山城村) 21:00〜

H都祁氷室跡見学(旧都祁村/現奈良市) 10:30〜
菅谷文則先生が実測図を作った氷室としても知られています。
高橋先生もはじめて見学されました。

I石神神宮(天理市) 12:00〜
物部氏ゆかりの七支刀が残されることで知られる神社。先生は、古い灯篭に「石神」と刻まれるよりも、「布留」と刻まれていることに大きな関心を持たれたようでした。個人的には野放しの鶏がいっぱいいたのが不思議でした。

J天理参考館(天理市) 14:30〜
天理大付属の博物館。超一級の世界の民族・考古資料が膨大に集まっていておどろきました。日本のもので言えば、群馬のハニマル王子、野洲の銅鐸、三角縁神獣鏡、遮光器土偶etcがゴロゴロ。流し見するだけで展示疲れしました。

K西山古墳(天理市) 16:00〜
日本最大の前方後方墳。きれいに芝刈りがしてあって、墳長まで登ることができます。右の写真は墳長から前方部を望んだもの。写真のように、とにかく巨大。さすがに大和の王様は違いますね。