講師

木村 可奈子 KIMURA Kanako

専門:
東アジア国際関係史

16-18世紀の東アジアでどのような国際関係が築かれ、どのような交流があったのかを研究しています。主に対象としている地域は中国、朝鮮半島、日本、琉球、タイといった地域です。
移動が容易になった現代に比べ、それ以前の時代は、あまり交流というものはなかったのではないか、と思われるかもしれません。ですが実際には、現代の我々が想像するよりも多様な交流が歴史上存在しました。いったいどんな交流があったのか、自分で調べてみたくありませんか?

ゼミの風景

萬松院の朝鮮国王から贈られた三具足(対馬)
華人の信仰を集める寺院ワット・パナンチューンの壁画(アユタヤ)
龍山寺の香炉。オランダ人をモチーフにしているといわれる。(台北)
唐人屋敷跡にある土神堂(長崎)

主な著書・論文

・「勘合とプララーチャサーン―田生金「報暹羅國進貢疏」から見た明末のシャムの国書」 (『国書がむすぶ外交』,東京大学出版会,2019年)
・「柳得恭手稿本『燕臺再游録』から見た冊封使李鼎元の琉球認識と清・琉球・日本・朝鮮四国の国際関係」(『史林』99(4),史学研究会,2016年)
・「柳得恭『燕臺再游録』の諸本と遼海叢書本のテキスト問題について」(『東洋学報』98(3),2016年)
・「日本のキリスト教禁制による不審船転送要請と朝鮮の対清・対日関係 : イエズス会宣教師日本潜入事件とその余波 」(『史学雑誌』124(1) 1,山川出版社,2015年)
・「明の対外政策と冊封国暹羅-万暦朝鮮役における借暹羅兵論を手掛かりに」(『東洋学報』 92(3),東洋文庫,2010年)