◆最終学歴 京都大学教育学部卒業(1970年3月) ◇学 位 教育学修士(京都大学:1973年3月) ◆職 歴 大阪大学人間科学部助手(1975年〜77年) 滋賀大学教育学部講師(1978年〜79年) 滋賀大学教育学部助教授(1979年〜94年) 滋賀県立大学人間文化学部教授(1995年〜) ◇専門分野 心理学・教育心理学 ◆担当科目 心理学基礎、教育心理学、行動論演習、教育相談・進路指導、職業指導 ◇研究課題 青年期の進路職業選択・適応の理論と実際について、青年期の諸特性と今日的な学 校、企業組織の在り方との関連のダイナミズムの中で分析・考察して、現代の青少年 の進路・職業の指導の進め方を検討しています。また、援助的人間関係の諸相、特に、 生徒−教師関係、子ども−親関係、クライエント−カウンセラー関係、患者−医師(看 護婦)関係などの場面における援助・支援の在り方と、被援助者の発達・成長のプロ セスを明らかにできるような研究に関心があります。 ◆研究業績等 汾ツ少年の職業・進路選択と進路的成熟に関連する研究業績 ・「進路を決める−高校生へのアドバイス」80年有斐閣新書 ・「進路発達調査CDT」80年実務教育出版 ・「高校生の進路成熟に関する研究」92年『滋賀大教育学部紀要』42号 ・「キャリア発達と産業教育」96年明治図書 ・「青年心理学辞典」(共著)2000年ブレーン出版社 青少年期の社会性、対人関係、自我機能の発達に関連する研究業績 ・「不安条件下での他人の存在がおよぼす社会的親和動機の喚起に関する研究」75年『教育心理学研究』23巻 ・「青年期の自我構造に関する研究」78年『相談学研究』11巻 ・「人格の心理と病理」82年福村出版 ・「心理辞典」(共著)99年有斐閣 。カウンセリング、教育相談に関する研究業績 ・「新しい進路相談の技法」80年日本進路指導協会 ・「カウンセリングの進め方」83年有斐閣 「不登校、非行、高校中退、自殺などの問題行動に関連する研究業績 ・「児童の自殺」81年朝倉書店 ・「青少年の非行と大人の役割」83年『滋賀の経済と文化』28号 ・「高校中退者の中退要因と学習・生活の実態に関する研究」91年『滋賀大教育学部紀要』41号 ◇主な所属学会・役職 日本進路指導学会会員、日本教育心理学会会員、日本カウンセリング学会会員、 滋賀県青少年問題協議会副会長、滋賀県社会教育委員、草津少年センター特別カウン セラー ◆私の一言メッセージ 今まで、青年期の主要な課題が、学校教育におかれ過ぎた嫌いがあります。これか らは、地域社会、企業、家庭における青年の問題をもっと真剣に考える必要があると 思っています。 |