朝焼けや夕暮れの時間に現れる、光と影の世界。光を背中に受けて逆光になることで、ものたちの輪郭が明確に現れる。それと同様に、影である黒い世界に鮮やかな服を配置することで服を浮き上がらせ、いつもと違った目線で服を捉えられることを提案したい。光放つ空とそれによってできた影の世界とそこに配置された色鮮やかな服。どこか感情に訴えるものがある雰囲気の町を歩き巡る、不思議な浮遊感を味わってもらいたい。