石井豊子先輩

●卒論

 私の場合、「卒論ではこんなことが書きたい」というテーマは3回生の終わり(確か1月でしたね?)に決まりました。私は「花と女性」というのをテーマにして、明治末から大正期に発行された女性雑誌を用いた研究を行うことにしたんです。その女性雑誌の閲覧・資料集めもしなくちゃいけないんですが、私はまず参考文献をできるだけたくさん読んで、使えそうなところはノートにまとめるという作業をしました(参考文献は自分で探すこともありましたが、先生がたくさんすすめてくださいますよ)。閲覧と資料集めを早く始めなければ・・・という思いは常に頭にありつつも、本格的にそれに取りかかったのは4回生の夏休みに入ってからでした。私の欲しい資料は一番近いところで関西大学図書館にあったので、通いましたよ!毎回山のように資料のコピーをとってきました。分厚〜いファイル4冊分の資料を集められたものの、最初はそれをどう分類したらいいかもわからず、資料に埋もれていました。秋には卒論中間報告会もあるので「卒論の筋はこんな感じでいこう」というのは決まってきたんですが、どの資料をどう使うかというのがちゃんと決まったのは11月です(かなりギリギリ〜本当はもう少し早くなくちゃね)。そして草稿執筆に入りましたが、ここからが自分との戦い、そして先生のチェックとの戦いなのです!

 「紅白歌合戦で中島みゆきが登場するまでに草稿を書き上げてファックスする」っていうのが先生との約束だったんですが、彼女の登場ギリギリにファックスしたのを覚えてます。だってそれまで必死にパソコンに向かっていて、テレビをつけて新聞見たら「えっ、中島みゆき次やんっ!」というので大慌てでした。

 執筆中は多くの人がそうなるように、何回も「進まへん〜もうあかん〜!」と半泣きになることもありました。私は部屋中に張り紙をして自分を励ましてました。「眠くたって書く!」とか「終わったら旅行・エステ・マッサージ・おおいに遊ぶ」とか(笑)。「昼間から酎ハイを飲む」っていうのもありました。あと、やっぱり同じゼミの仲間である経塚晶子ちゃんとの励ましあいですね。「あきちゃんもがんばってるんや」って思うと本当にがんばれるんです。先生のチェックも厳しいですが、今思うとそれは先生の愛情でもあるのです!論文をひとつ書き上げるのは本当に大変なことでしたが、学べることがたくさんあったと思います。

●大学生活

 勉強・友達・遊び・バイト・趣味・水泳・結婚などなど!
もう、ここでは書ききれないくらいたくさんのことがありました。京樂ゼミで過ごした時間も本当に大切なものです。人それぞれの大学生活があると思いますが、私は自分の大学生活、よかったなーと思います。

●卒業後

 現在はプレストフラワー(押し花)アーティストとしてお仕事をしています。おもに結婚式のブーケを扱っています。エレクトーンの先生になりたいのでその練習もしています。

あと、やはり水泳も続けています!多分一生続くでしょう。これからも、自分のできることにはチャレンジする気持ちと、つまずいても諦めない強さ(京樂ゼミで鍛えられたんだから!)を大切にしたいです。


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