◆人間文化論a:自然と文化(黒田末壽)

(1)授業のねらいと内容 
    私たちの体は自然の産物、かつ、文化の産物である。この自然と文化の双方にまたがる視点から体をとらえ返し、文化が体に及ぼす力と体の進化史の理解を深める。

(2)授業計画
第1回  体とは何か:講義のイントロダクション
第2回  文化とは何か:その機能を考える
第3回  歩く文化:ナンバ歩きで考える体と文化
第4回  体の進化史:握るという革命
第5回  体の進化史:ネオテニー
第6回  体の進化史:生まれながらにして社会的
第7回  コミュニケーションする体:同調と引き込み
第8回  コミュニケーションする体:同調の装置
第9回  触ること、触れること、抱くことの意味
第10回   触ること、触れること、抱くことの意味 
第11回   ことばの社会性を考える
  第12回  ことばの社会性を考える
第13回  死に向かい合う

(3)成績評価
いくつかの小レポートで評価する。

(4)テキスト、参考書
  テキスト:とくになし
参考書 :適時紹介する。