KERIS(韓国教育学術情報院)
1999年4月、韓国教育学術院法により、教育学術情報化を推進する政府出捐機関として発足。日本で言えば国立情報学研究所のような機関か。
学術研究情報サービス
日本のNACSIS
Webcatのような全国大学所蔵資料検索が可能(ただしはるかに高度で便利にできている)。
統合検索/単行本・非図書/学術誌/学術誌収録論文/学位論文と5つの検索パターンがあり、学術誌収録論文、学位論文などではKERIS構築した原文情報は無料でダウンロードすることができる(学術雑誌記事など。けっこうある)。また、オンライン決済(クレジットカードなど)で、論文一本当たり数千ウォンで購入することも可能。
利用者登録をしないと利用できない。ただ、外国人でも簡単に登録が可能。
原文複写サービスは相互貸借(InterLibrary
Loan)の一環で、他館所蔵の文献の複写を依頼できるという、日本国内の大学間でも行っているようなサービス。たぶん日本の機関(たとえば国会図書館など)を通じても利用申請できると思われるが試してみたことはない。
国家知識情報統合検索システム
政府記録保存所
行政自治部所属の機関。朝鮮時代、日帝時代、解放後を含むさまざまな資料を所蔵している。資料の検索システム有り(やや複雑?)。
刊行している雑誌『記録保存』の原文がPDFで閲覧可能。
韓国精神文化研究院
韓国学電子図書館 原文も一部閲覧が可能なようだ。『精神文化研究』各号の目次はここで確認が可能。一部の号は原文も見られるが、大変不便でとても印刷して読む気にはならない(2003年9月現在)。
蔵書閣
デジタル韓国学
韓国歴代人物 15000余名の人名辞典。号や本貫からも検索できる。
朝鮮朝榜目 朝鮮時代の科挙合格者名簿
500年の朝鮮画
韓国民族文化事典
韓国学論著目録 韓国学学位論文データベース。目次、抄録まで見られるが、本文はダウンロードできない。
韓国文化財庁
ウリ地域別文化財では地図をクリックすることで地域ごとの文化財が写真付きで閲覧でき、非常に便利。
国家報勲処
「民族正気宣揚センター」の中の「愛国志士・参戦勇士検索」というところで、独立運動により勲章を受けた人の、比較的詳しいデータが検索できる。
統計庁
国家情報院 「北韓情報」「資料室」などがある。
国防部 資料室がある。
軍史編纂研究所 2000年9月1日に開設。
韓国法制研究院
現行法令検索ができる。韓国法制研究院の刊行物は、会員登録(無料)すれば、刊行物統合検索で検索した後、本文をアレアハングルのファイルでダウンロードできる。植民地期の法制研究など、歴史的な研究もある。
韓国行政研究院(KIPA)
行政統計データベース
行政文献データベース
統一部・北韓資料センター
朝鮮民主主義人民共和国で発行された書籍、同国についての書籍を集めている。
農村振興庁 農業科学図書館
国立国語研究院 21世紀の世宗計画
文化観光部が設立した研究院によるページ。1998年からの10年計画で「ウリマル・ウリクルを基礎にした情報社会建設」をスローガンに、「世界水準の国語基礎言語資料基盤構築を通じたウリマル情報化、標準化された電子辞典構築を通じたウリマルの体系化、韓民族言語情報化を通じたウリマル世界化、言語情報化関連の規格及び道具の体系的整理を通じたウリマルの標準化、を推進する」ということを目的としている。
「資料室」の「国語基礎資料構築」というところにある資料は以下のとおり。ファイルはすべてアレア・ハングル。
◎現代国語 新聞記事、洪命憙『イム・コクジョン』や李光洙『土』や沈薫『常緑樹』等が電子化されている
◎国語史 朝鮮時代の各種諺解本、各種ハングル訳聖書、韓末教科書など
◎口碑文学 民謡の歌詞
◎古典文学 前近代文学
◎新聞 以下の新聞が入力されている
『独立新聞』1896年4月7日〜1899年 11月 6日、
『大韓毎日申報』1904年8月16日〜1910年7月22日
◎その他
獨立紀念館 日本語のページもある。なぜか、トップページ以下のページが見えない(2003年9月現在)。
国立中央博物館
国立扶余博物館
高麗大蔵経研究所
高麗大蔵経閲覧・検索のページでは、人名検索、一字検索をはじめ、漢訳時代別の検索など多彩な検索が可能で、検索した経典の原文(漢文)をGIF画像で見ることができる。
国立現代美術館 日本語のページもある
湖巖美術館
韓国文化芸術振興院 日本語のページもある。仮装博物館など。演劇台本2000作品も検索できる。
Korea Insights: The Korean Culture & Arts on the Internet
日本語ページもある。サムソン財閥の主催。観光客用。