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 滋賀県立大学・韓国国史編纂委員会学術交流協定締結記念シンポジウム
歴史を未来のために
―日本、朝鮮半島、そして「在日」―

日時 2002年11月10日(日) 午後1時〜

場所 滋賀県立大学 A2-201(下記URLのマップの2番「共通講義棟」)
http://www.usp.ac.jp/japanese/campus/cmap.htm

参加 無料、事前の問い合わせ不要

当日は県立大学の学園祭である湖風祭も開催中です。 どなたでもお気軽にお越し下さい。

 

   歴史学と言えば過去についての研究だと思われがちですが、姜徳相・滋賀県立大学名誉教授がつとに主張されてきた「歴史学は未来学だ」という言葉のとおり、あらゆる場合において、未来を切り開くために歴史に対する考察は不可欠です。W杯共催、日朝首脳会談など、2002年は日本と朝鮮半島との関係が目に見えて変化した年でした。しかし、表面的にしか取り上げられていないとの感が否めません。日本と朝鮮半島のよりよい関係、未来を切り開くためには、歴史の持つ意味を改めて問い直す必要を感じます。

 滋賀県立大学は、朴慶植(パク・キョンシク)文庫・姜在彦(カン・ジェオン)文庫という、日本と朝鮮半島、そして在日朝鮮人の歴史をひもとくための重要な資料を膨大に所蔵しています。これらの資料の共同利用を主な目的とし、本年5月、滋賀県立大学と韓国の国史編纂委員会との間で学術交流協定が締結されました。これを記念して、韓国からは韓国近代史を専攻される李相一先生(国史編纂委員会)を、日本国内からは在日朝鮮人の歴史家として先駆的な存在である、姜在彦先生(花園大学客員教授)・姜徳相先生(滋賀県立大学名誉教授)、そしてアジアとの関係を常に念頭において日本史研究を続けてこられた歴史家として著名な、松尾尊~先生(京都大学名誉教授)・木坂順一郎先生(龍谷大学名誉教授)をお招きし、日本と朝鮮半島、ひいては東北アジアがよりよい関係を築くため、歴史の持つ意味、朴慶植文庫・姜在彦文庫の今日的意味を考えるためのシンポジウムを開催することに致しました。

 

◆ プログラム ◆
【第一部】

姜徳相・滋賀県立大学名誉教授
 朴慶植文庫の意味について

姜在彦・花園大学客員教授
 姜在彦文庫の意味について

李相一・大韓民国国史編纂委員会編史研究士
 滋賀県立大学との協定締結に期待すること

― 休憩 ―

【第二部】

松尾尊~・京都大学名誉教授
 大正デモクラシーと朝鮮

木坂順一郎・龍谷大学名誉教授
 十五年戦争下の日本と朝鮮

司会:河かおる
※質疑応答の時間も取ります。




滋賀県立大学までのアクセス

JR琵琶湖線・南彦根駅または彦根駅で下車(JR京都駅からだと米原方面、約60分)
http://www.usp.ac.jp/japanese/campus/map.htm

【バス】南彦根のほうが便利
◇JR南彦根駅から バスで13分/タクシーで8分
◇JR彦根駅から バスで16分/タクシーで10分
下記URLにバス時刻表あり
http://www.linc.usp.ac.jp/bus/bus.htm

問い合わせ先

〒522-8533 滋賀県彦根市八坂町2500 滋賀県立大学人間文化学部 河かおる研究室
tel 0749-28-8408 fax 0749-28-8543

mail-to kkawa@shc.usp.ac.jp

 

           最終更新日 2011/09/28

           最終更新日 2012/01/26