You are here:シリア・パルミラ遺跡
パルミラは、シリア・アラブ共和国の首都ダマスカスから北東に230km、シリア砂漠の中央に位置する都市です。ここは、東西の交易を結ぶ重要な場所として、紀元前1世紀から紀元後3世紀にシルクロードで最も繁栄した隊商都市です。現在もその当時の遺跡が数多く残っています。その美しい遺跡は1980年に世界遺産として登録され、シリアを代表する遺跡として知られます。
パルミラの凱旋門 パルミラの列柱道路
地下墓の発掘
パルミラには400あまりの墓が、今も地下に眠っています。パルミラの墓はまるで家のような門構えや門をもつなど、独特の特徴を備えています。「奈良・パルミラ遺跡発掘調査団」は、1990年から発掘及び修復事業を実施してきました。 濱崎研究室はその発掘調査に参加し、CADや3DStudioを用いて、家屋墓・地下墓の構築方法の究明や復元作業を行ってきました。
発掘した地下墓(F号墓) F号墓の内部
CADによる復元したF号墓 3DCGでよみがえるF号墓の内部および彫像