You are here:茅葺き民家見学会 大内宿
福島県下郷町は、江戸時代の宿場町であり国から重要伝統的建造物群保存地区に選定(昭和56年)さ
れている大内宿をはじめ、現在でも多くの茅葺き民家集落を残す町として知られています。これらの茅葺き
民家集落では、山あいの地に人々が営みを続けてきた結果、田畑や里山、茅場が維持され、茅葺き民家
と一体となった優れた文化的景観が維持されています。濱崎先生をはじめ、濱崎研究室のゼミ生が6月28
日、29日の全国茅葺き民家保存活用ネットワーク協議会−第9回総会及びシンポジウムに参加しに行ってきました。
大内宿の景観
全国茅葺き民家保存活用ネットワーク協議会−第9回総会及びシンポジウム
今回のシンポジウムでは、「復活しよう茅刈りの風景 −茅場と茅葺きのつくる文化的景観−」と題し、 茅葺き民家を中心とした文化的景観の保全について議論を行い、茅葺き民家を継承することと、地球環境 や地域の文化的景観を守ることとの関係などの問題を取り上げられました。2 日目の見学会では、茅葺き の実演、茅倉庫及び大内宿周辺に広がる茅葺き民家のつくる文化的景観を見学いたしました。
緑に溢れる茅場 茅倉庫 倉庫に収納されている茅