You are here:文化財と地理情報システム
文化財の分布など、地域文化財研究のために地理情報システム(GIS Geographic Information Systems)を用いています。
膨大な量のデータをコンピュータ上で処理し、分析に役立てます。
データのすべてが図に表れることはないですが、
分析には非常に役立っています。
濱崎研究室では彦根と近江八幡を対象に研究を行っています。
彦根では城下町の一画、足軽組屋敷を、近江八幡では旧八幡町全体の歴史的景観資源の分布を調査しました。
また、地理情報によって近江商人の商業活動を視覚的にとらえるようにしたGIS近江商人データベースを作成しました。
旧八幡町 景観資源図
旧八幡町における歴史的景観を構成するものを記号化し、
どこにどの要素があるのかを入れ込みました。
実に23種もの歴史的景観構成要素があります。
この図面は小さくて見にくいですが、本来はA1の大きさで、
さらに抜粋したものです。
旧彦根城下町 足軽組屋敷