2022年11月1日

最高の犬小屋

 

1回生後期の基礎設計製図でおこなう毎年恒例の最初の課題の講評会を行いました。

写真はプレゼンテーションをしている学生の作品について、非常勤の大隅先生と学生がディスカッションをしているところです。

この課題は、出題時にはあえて「最高の犬小屋を考えて下さい」としか学生には伝えません。

ここからそれぞれの学生がどの様に解釈するのか、それが重要になります。

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2022年2月2日

6立方メートルの空間 2021

一年生の基礎設計製図の最終課題。6立方メートルの空間の最終講評会がありました。

6mという限られた空間をいかに豊かに使うかが問われます。

この課題は2ヶ月をかけて大きな模型と屏風閉じのプレゼンパネルを作成します。

初めて体験する大きなボリュームの課題に四苦八苦したことでしょう。

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2021年1月30日

6立方メートルの空間

2020年度基礎設計製図の最後の課題は6立方メートルの空間です。

 

「6mという空間に合っている設計」というのが非常に重要です。

「6m」に自分のやりたいことを押し込んでいる人とは大きく異なります。

 

今回は写真が良いものが多かった印象です。天気の良い日に撮影できるかどうかでかなり印象が変わります。

屋根、壁を外せるようにとは書かれていましたが、作らなくて良いとは言ってません。

壁と天井がない作品が多かったです。来年はちゃんと作ってもらえますようここにメモしておきます。

立方体の中に卵が入っている対比とリアリティのあるスケール。サッシが効いています。写真とプレゼンが抜群でした。

敷地は山科のインクライン。非常に面白い敷地を活かした提案です。建物の中身が車輪で引き出されます。外壁のレンガもその土地にあったねじりまんぼからの引用です。実際に建っていたら大人気になるでしょうね。

床と壁と階段を巧みに使った、ジャングルジム的構成が非常に面白い案です。

醒ヶ井の梅花藻をみるための施設。階段の水面のブルーの樹脂など樹脂から作っています。非常に精緻に作られており模型の精度は1位でした。

変化のある空間が面白い提案です。

建築の中に船が入っています。船屋からインスピレーションを得た作品です。

和歌山の海の前に位置するギャラリー。

ランドスケープとしての面白い土地への建ち方をしているデザインの展望台。

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2020年12月16日

6mの空間

 

昨日は大学でも初雪でした。

基礎設計製図の最後の課題は6m立法の空間です。

今日は6m x 6m x 6mのサイズをみんなで確認しようと思い、パイプをつないで立てて、床には紐で6x6mの四角を描きました。

自分のイメージでやるのではなく、きちんとリアルな空間体験をすることが大事です。
6mのスケール感にフィットした提案というのがなかなか難しいですが、そこがこの課題の肝です。

冬休み前に案を固められるよう来週までが勝負です!

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